(20240105) 彼岸島 48日後… 第389話「スイッチ」

彼岸島は「週刊ヤングマガジン」で連載されていた、吸血鬼が住む島彼岸島を訪れた主人公宮本明たちの戦いを描いた、スタイリッシュ丸太アクションホラーギャグ漫画です。


現在は、第3部?に当たる「48日後…」シリーズがはじまりました。
雅(マサ)率いる彼岸島の吸血鬼達が持ち込んだ、吸血鬼ウイルスを媒介した蚊の猛威によって、崩壊した日本。
法も秩序も無い、吸血鬼達が跋扈する荒れ果てたこの地に現れた、片足を引きずり、顔に傷を持つ、左手1本で丸太をぐわしと掴む救世主…。
その名を、宮本明!!

【今回の要約】

「宮本篤」と名乗る雅の息子のひとりが居る、日本橋の大賭博場「竹馬街」へ到着した明さん一行であったが、ネズミとユカポンの2人が光頭族のシマに取り残され捕まり、処刑場に連れてこられてしまう。
ユカポンを助けるため自分が死ぬと言い出したネズミは、マンドリルという拷問装置にかけられる。
必死に耐えるネズミを前に、ユカポンはボスの立花様に“賭け”を持ち掛けてくるのだが…?

愛するユカポンを守るため、恐ろしき拷問を甘んじて受ける、ネズミこと池田中太郎。
ブリッジの姿勢を強制され、力尽きたらのこぎりのような刃で背中から真っ二つにされる…。


とはいえネズミは明さんみたいな超人でもなければ、鮫島様のような怪力でもない、タダのか弱き一般人。
ブリッジ6分でもうひいひい言っちゃってます


(愛するユカポンのおっぱいも見れたし好きな人の為に死ねるなら俺も本望…)


という思いがあるからなのか、なんと拷問停止スイッチを投げ捨てる覚悟を見せやがる…!


死ぬ気だ…コイツ本当に死ぬ気だ…!
お前もそんな覚悟を見せる男になるとは思わなかったぜ…!!







いやいやいやちょっと待ってくださいよ。
ユカポンなんで勝手にハードル上げてるんですか!?


そりゃもうネズミからしたら、こんなん聞かされたら

(え!?ユカポン助ける為に必死に頑張って来たのに
ていうか6分で割ともう限界なのに
30分耐えられなかったら私も死ぬって…
なに勝手な事言っちゃってるのユカポン!?
それじゃ俺今ブリッジやってる意味ないじゃん!
停止スイッ…ああさっき投げ捨てちゃったよ
助けて誰か助けてェェ)


こんなふうに思ってしまったかもしれません(本人それどころじゃなさそうですが)


これじゃあ一体、何のために身代わりになったんだ…。
何のために必死になっておっぱい見せて貰ったんだ…。
初めてネズミが本気でかわいそうに思えてきました(´・ω・`)



まさかこれって
「お前私のおっぱい見たんだからこれぐらいイケるっしょ?」って意味でハードル上げてるんですかね…?

だとしたらユカポン、マジモンの悪女やんけ…!


なーんかユカポンって
“存在するだけで周りをどんどん不幸に陥れちゃうタイプ”の女の子だわ…。
しかも自覚が無いからよりタチが悪いやつだ…。
「覇王愛人」の秋野来実みたいなやつだわ…。



まあ、最後にちょこっと映った、天井裏にいるガキんちょたちがネズミを助けてくれそうではありますが…。
ううむ明さんが出てこない分、先がまったく読めないなあ。
というかガキんちょどもの中に、ネズミとユカポンの居場所を焼き鳥2本で売りやがったクソガキも混じっとるやんけ!
こ…この野郎…!もとはと言えばてめぇのせいで…!!


今からでもネズミのかわりにこのクソガキを拷問にかけちまえよ、ちくしょう!!