(20240205) 彼岸島 48日後… 第392話「朦朧」 

彼岸島は「週刊ヤングマガジン」で連載されていた、吸血鬼が住む島彼岸島を訪れた主人公宮本明たちの戦いを描いた、スタイリッシュ丸太アクションホラーギャグ漫画です。


現在は、第3部?に当たる「48日後…」シリーズがはじまりました。
雅(マサ)率いる彼岸島の吸血鬼達が持ち込んだ、吸血鬼ウイルスを媒介した蚊の猛威によって、崩壊した日本。
法も秩序も無い、吸血鬼達が跋扈する荒れ果てたこの地に現れた、片足を引きずり、顔に傷を持つ、左手1本で丸太をぐわしと掴む救世主…。
その名を、宮本明!!

【今回の要約】

「宮本篤」と名乗る雅の息子のひとりが居る、日本橋の大賭博場「竹馬街」へ到着した明さん一行であったが、ネズミとユカポンの2人が光頭族のシマに取り残され捕まり、ユカポンを助けるため自分が死ぬと言い出したネズミは、マンドリルという2時間の拷問装置にかけられる。
鉄定規を背中に入れるイカサマで何とか乗り切ろうとするも、アクシデントでネズミの命をつないでいた鉄定規がスルリと背中から落っこちてしまった…!
それでも残り50分、ユカポンの歌声やいつの間にか感情移入した観客の大声援の後押しを受け、意識朦朧になりながらも、ついにネズミは120分間のブリッジを耐え抜いた…!


凄ェ!残り50分自力で耐えきった…!!
マジかよあのクソネズミにそこまでの気力と根性が備わっていたとは。
途中クソガキたちの鉄定規の力を借りたとはいえ、それでも半分以上の時間は自力でブリッジして耐え抜いたのだから、これはもう称賛されるべきことでしょう。






8年前の初登場シーンじゃ、こんな事言ってた、なんて事のないモブだったのになあ(´・ω・`)
それが今じゃ、明さんみたいに敵に賞賛されるほどの漢(おとこ)になるとは。



一方の立花様の小者っぷりが、痛々しいほどにひどいっすね…。
今週の時点で、もう観客が立花様の言う事聞かずにクソネズミを応援する始末。
これで次回立花様…いやもう猿吉でいいだろコイツは!が「ふざけんなこんなの認められるかぁ!!」とブチ切れたところで、観客からブーイングの嵐が来る光景が、容易に想像できちまう…。



猿吉とクソネズミ。人間だった頃は似たような立ち位置だったのに、いったいどこで差がついちまったのか。
やっぱり、おっぱいは偉大だから、ちくしょう!!