(20240115) 彼岸島 48日後… 第390話「チョコレート」 ネズミの背中に糸を通して命を救え!彼岸島の奇想天外な作戦!

彼岸島は「週刊ヤングマガジン」で連載されていた、吸血鬼が住む島彼岸島を訪れた主人公宮本明たちの戦いを描いた、スタイリッシュ丸太アクションホラーギャグ漫画です。


現在は、第3部?に当たる「48日後…」シリーズがはじまりました。
雅(マサ)率いる彼岸島の吸血鬼達が持ち込んだ、吸血鬼ウイルスを媒介した蚊の猛威によって、崩壊した日本。
法も秩序も無い、吸血鬼達が跋扈する荒れ果てたこの地に現れた、片足を引きずり、顔に傷を持つ、左手1本で丸太をぐわしと掴む救世主…。
その名を、宮本明!!

【今回の要約】

「宮本篤」と名乗る雅の息子のひとりが居る、日本橋の大賭博場「竹馬街」へ到着した明さん一行であったが、ネズミとユカポンの2人が光頭族のシマに取り残され捕まる。
ユカポンを助けるため自分が死ぬと言い出したネズミは、マンドリルという拷問装置にかけられる。
懸命に拷問に耐えるも限界が近づきつつあるネズミを救ったのは、かつて彼らと仲良くなった浮浪者の子供たち。
彼らがネズミの背中に糸を通して鉄定規を挟ませることで、マンドリルの刃の上でも背中を休ませることに成功。
あとはこのまま1時間40分耐えられるのか…?








いやいやいやこんなガバガバ作戦絶対バレ…
そうか、初期彼岸島に出てきた「吸血鬼は目が悪い」設定がここで生きるのか!凄ェ!!


でもこの位置関係だとユカポンが注意を引いてるとはいえ、吸血鬼達はともかく
立花様にはバレバレに見えるんですが…。
まあここは、立花様もあえて黙認してて、後で一気にバラすってタイプかもしれないので、動きに注目ですな。
普通に気づいてない可能性もあるけどな!ガハハハハ!!


あと、話の展開上仕方ないのかも知れませんが

(あ!あのガキども鉄定規で俺のブリッジを助けてくれようとしてる!
でもこのままじゃ鉄定規を背中に入れるところ丸見えじゃん…!
そうだ…!ユカポンに歌ってもらって注意を引こう!)


これを短時間で即座に判断し、実行に移す…ネズミの判断力が急激に良くなってて笑った。

判断力だけじゃなく、定規なしでもブリッジ20分は耐えてる
体力や根性もふだんのネズミからは想像もできないほど研ぎ澄まされてやがる…。
ひょっとしたら、死にかけた影響でネズミがニュータイプにでも覚醒したのかもしれません。
ろうそくも、燃え尽きる直前一番輝くって言いますし。


あとは、このまま1時間40分耐え抜いたとして、鉄定規をどうやって隠すか…?

隠せるとしたら…パンツの中ぐらいか。勝新太郎かな?


そうかここで、クソネズミがかたくなにパンツを脱ぎたがらなかった伏線がここで回収されるって寸法か?
さすがは先生ェ、無駄のない伏線回収感じ入ったよ。
逆に言えば、もしもパンツ脱いでたら、鉄定規をケツの穴にでも入れて隠すしかなかったわけだから、これは英断といえますな。


しっかしまあ、これ生き延びられたとしても、ネズミのやつ力尽きて死んじまうんじゃねぇかなあ…。と心配になってきた。