(20221024) 彼岸島 48日後… 第341話「あと一日半」

彼岸島は「週刊ヤングマガジン」で連載されていた、吸血鬼が住む島彼岸島を訪れた主人公宮本明たちの戦いを描いた、スタイリッシュ丸太アクションホラーギャグ漫画です。


現在は、第3部?に当たる「48日後…」シリーズがはじまりました。
雅(マサ)率いる彼岸島の吸血鬼達が持ち込んだ、吸血鬼ウイルスを媒介した蚊の猛威によって、崩壊した日本。
法も秩序も無い、吸血鬼達が跋扈する荒れ果てたこの地に現れた、片足を引きずり、顔に傷を持つ、左手1本で丸太をぐわしと掴む救世主…。
その名を、宮本明!!



残り2人となった雅の息子を探すため、再び旅に出た明さん一行。新宿歌舞伎町に吸血鬼最大の娯楽場があるとの情報を得ましたが、ちょっと目を離したすきに、その歌舞伎町にユカポンが遊女として売られちまった!!
歌舞伎町の唯一の入り口の桟橋は、5日後にならないと降りてこねェ!それでも親切にしてくれる小春たち遊女仲間のおかげでどうにかやっていけそうだと思ったら…客人として、ハンディ・ハンディ様の野郎が現れやがった…!!小春が死闘の末、何とかカニパンを撃退したものの、その後ユカポンは歌舞伎町のボス「舌喰い様」に、人間のスパイと疑われてしまい…?



舌喰い様の大号令の下、血まなこになってユカポンを探す吸血鬼たち。
ビルに潜んで隠れているユカポンと小春ですが…突如巨大な足が部屋のドアを蹴破って…ゲゲェーッ!百足婆がユカポンにビンタを見舞ったあ!!
ちくしょう、とうとうユカポン達もここまでか。それにしても、しょっちゅうビンタされてるなこのアイドル。

百足婆「フン、誤解するな、ビンタはサボりのお仕置きだ
本当はもう数発お見舞いしたいところだがな」


その後一緒に現れた真夏と冬美の説明によると、舌喰い様が儀式のために地下に潜ったら、「おいクソ女どもこれだけ探して人間見つかからねェとかお前らかくまってんだろ」「んなわけねェだろざけんなクソ男ども」などと争いを初めて、歌舞伎町の男と女による内ゲバに発展しちまった模様。ダメじゃん舌喰い様(´・ω・`)



まあ、それはそれとして…。






一体どうやって入ったwwww


まあ、細かいところを突っ込むのも野暮ってもんですが、今野郎どもにユカポンを渡すわけにはいかねェという事でなんとまさかの百足婆が味方に!!
ちくしょう、なんたる超展開…!こういうベタな展開は嫌いじゃないェ。


そして早速、騒ぎを聞きつけた吸血鬼の野郎どもを張り手一閃で吹き飛ばす百足婆…!!
おおお、コイツは頼もしいぜ!初期彼岸島の師匠を彷彿とさせやがる…!!
その巨体と怪力でユカポン達を守ってやってくれよ百足婆…!などとワクワクしながらページを読み進めていたら…。









バ…ババア―――!!!!



ちくしょうなんてこった!!あれだけ強大だった百足婆があっさり捕まっちまうなんて…!!
“敵キャラだったヤツが味方になったら弱体化”は、ゲームや漫画にありがちな展開とはいえ、展開が早すぎるせいで、これじゃまるで百足婆がクソハゲ以下の弱キャラに見えちまうなあ。つれェなあ…。


すでに捕まった真夏も冬美に続いて、小春も捕まり、その後さらに、十字架に貼り付けにされたセーラー服姿のユカポンが…!!


「いいぞォォ、男の勝利だァァ!」と歓声を上げる男たちと、捕まったユカポンを前に絶望の表情を浮かべる女たち。
何だかユカポンが、人類の希望みたいな扱われ方だから、ちくしょう!!



それにしても今週は


「この街は男の街だ、しょせんお前たちはただの商売道具なんだよ」
「バカどもが、男に逆らうからだ」
「いいぞォォ、男の勝利だァァ!」

どっかの団体から変なクレームがこないか心配になるェ…。