(20221206) 彼岸島 48日後… 第346話「腐れ縁」

彼岸島は「週刊ヤングマガジン」で連載されていた、吸血鬼が住む島彼岸島を訪れた主人公宮本明たちの戦いを描いた、スタイリッシュ丸太アクションホラーギャグ漫画です。


現在は、第3部?に当たる「48日後…」シリーズがはじまりました。
雅(マサ)率いる彼岸島の吸血鬼達が持ち込んだ、吸血鬼ウイルスを媒介した蚊の猛威によって、崩壊した日本。
法も秩序も無い、吸血鬼達が跋扈する荒れ果てたこの地に現れた、片足を引きずり、顔に傷を持つ、左手1本で丸太をぐわしと掴む救世主…。
その名を、宮本明!!



残り2人となった雅の息子を探すため、再び旅に出た明さん一行。新宿歌舞伎町に吸血鬼最大の娯楽場があるとの情報を得ましたが、ちょっと目を離したすきに、その歌舞伎町にユカポンが遊女として売られちまった!!
歌舞伎町の唯一の入り口の桟橋は、5日後にならないと降りてこねェ!それでも親切にしてくれる小春たち遊女仲間のおかげでどうにかやっていけそうだと思ったら…ユカポンは歌舞伎町のボス「舌喰い様」に、人間のスパイと疑われてしまい大ピンチ。しかしすんでのところで勝っちゃんが救出!橋を下ろして明さん達を中に入れようと試みますが、事情を知らない明さん達が、小春たち遊女仲間まで無差別にぶっ殺すかもしれない…と不安になってしまうユカポンなのでした。



そんなユカポンの気持ちなどお構い無しに、戦い続けるユカポンの仲間たち。
下半身を失いながらも戦い続ける百足婆のもとに、冬美が愛用の鞭を持ってきた!あったよ鞭が!!でかした!!







なんという地獄絵図…!!



下半身がちぎれて、垂れたオッパイ丸出しのBBAが巨大な鞭を振るって吸血鬼の野郎どもを皆殺しにする…。何たる光景だ…。


つうか冬美が持ってきた鞭、百足婆が装備した瞬間、サイズが一回りでっかくなってるじゃねェか!!
流石ライブ感を大切にするきつねダンス先生ェ、やっぱり先生ェの漫画は面白ェや!!



しかしそんな百足婆も、五本線野郎に肩に杭を撃たれて、とどめで首をハンマーで「チャーシューメーン!」(死後)でフルスイングされ、小春に看取られて死を遂げちまうのでした。
吸血鬼元年、百足婆、歌舞伎町に散る――――!



でも百足婆が死に際に、小春が最初に自分の所に来た頃を昔話のように懐かしく語ってましたけど…。マサの野郎が吸血鬼ウイルスを日本中にバラ撒いて、吸血鬼の世界になってからまだあんまり日時経ってないんじゃね?などと、無粋なツッコミをするのはやめんか!!


百足婆はここまで予想外の熱いキャラっぷりを見せつけてくれた良キャラではありましたが、まあでもこのまま生きてても、下半身のない垂れ乳ババアが鞭振るってる場面をまかり間違って明さんが目撃したら「なんだコイツ危ねェぞ!」って即ぶっ殺しかねないから、ここらで退場したほうが良かったのかもしれません。


その明さん達は、橋を渡ってゆっくりと歌舞伎町を練り歩く…って、先に勝っちゃんぶん投げてるの忘れてません?
勝っちゃん今まさに五本線野郎と戦おうとしてるんですけど!もうちょっと急いでクソ救世主!!