(20221007) 彼岸島 48日後… 第340話「舌喰い様」

彼岸島は「週刊ヤングマガジン」で連載されていた、吸血鬼が住む島彼岸島を訪れた主人公宮本明たちの戦いを描いた、スタイリッシュ丸太アクションホラーギャグ漫画です。


現在は、第3部?に当たる「48日後…」シリーズがはじまりました。
雅(マサ)率いる彼岸島の吸血鬼達が持ち込んだ、吸血鬼ウイルスを媒介した蚊の猛威によって、崩壊した日本。
法も秩序も無い、吸血鬼達が跋扈する荒れ果てたこの地に現れた、片足を引きずり、顔に傷を持つ、左手1本で丸太をぐわしと掴む救世主…。
その名を、宮本明!!



残り2人となった雅の息子を探すため、再び旅に出た明さん一行。新宿歌舞伎町に吸血鬼最大の娯楽場があるとの情報を得ましたが、ちょっと目を離したすきに、その歌舞伎町にユカポンが遊女として売られちまった!!
歌舞伎町の唯一の入り口の桟橋は、5日後にならないと降りてこねェ!それでも親切にしてくれる小春たち遊女仲間のおかげでどうにかやっていけそうだと思ったら…客人として、ハンディ・ハンディ様の野郎が現れやがった…!!小春が死闘の末、何とかカニパンを撃退したものの、その後ユカポンは歌舞伎町のボス「舌喰い様」に、人間のスパイと疑われてしまい…?



「舌喰い様」の号令の下、歌舞伎町中でユカポン達を探し出している同じ頃、明さん達は歌舞伎町周辺の吸血鬼をボコって、何とか橋の上がった歌舞伎町内に入る方法を探ろうとしますが…いい成果は得られず。
替わりに歌舞伎町のボスである舌喰い様の情報をゲットします。


「フン、雅の息子様たちも恐れて近寄らぬ、凶悪なアマルガムだからな」


遠回しに雅様が呼び捨てにされてやがるから、ちくしょう!!


なーんか雅様って、時々「雅様は女好きだからな」とか「(動物に襲わせるなんて)誰も思いつかねェよ!」などと、モブ吸血鬼から遠回しにバカにされてますよね…(´・ω・`)


ちなみに舌喰い様は、数日家を空けてる間に盗賊に血を全部血を奪われ、嫁が邪鬼化した悲しき過去が明かされます。
…なんか、田中さん*1の母ちゃんといい、勝っちゃんの母ちゃんと言い、家空けてる間に邪鬼や亡者にされるパターンが多すぎなんじゃ1!



さて、そんな舌喰い様ですが、なかなかユカポン達が見つからない事にご不満なのか「まだ見つかりません!」と報告に来た吸血鬼どもの舌を引き抜き出して、パクっとご賞味!!


え!?その後のたうち苦しむ吸血鬼どもを丸ごとボリボリ喰ってるし、これ最初に舌引き抜く必要無くね?じゃと!?
やめんか!舌喰い様はイチゴのショートケーキを食べる時、きっと最初にイチゴの部分だけパクっと食べちゃうタイプなんじゃ!!
美味しい所を最初に食べたいお年頃なんじゃ!!



それにしても、舌喰い様が舌を食ったら肩口から舌が生えてきて、舌がヌメヌメ蠢いてるシーンは普通にキモいっすね(´・ω・`)





*1:彼岸島」「彼岸島最後の47日間」に登場した邪鬼使いの人間。「私はこれが動きやすいんで...」という理由で、なぜか常に半裸で戦うおっさん。