(20230620) 彼岸島 48日後… 第367話「二首」

彼岸島は「週刊ヤングマガジン」で連載されていた、吸血鬼が住む島彼岸島を訪れた主人公宮本明たちの戦いを描いた、スタイリッシュ丸太アクションホラーギャグ漫画です。


現在は、第3部?に当たる「48日後…」シリーズがはじまりました。
雅(マサ)率いる彼岸島の吸血鬼達が持ち込んだ、吸血鬼ウイルスを媒介した蚊の猛威によって、崩壊した日本。
法も秩序も無い、吸血鬼達が跋扈する荒れ果てたこの地に現れた、片足を引きずり、顔に傷を持つ、左手1本で丸太をぐわしと掴む救世主…。
その名を、宮本明!!



残り2人となった雅の息子を探すため、再び旅に出た明さん一行。新宿歌舞伎町に吸血鬼最大の娯楽場があるとの情報を得ましたが、ちょっと目を離したすきに、その歌舞伎町にユカポンが遊女として売られちまった!!
紆余曲折ありながらも明さん達はユカポンを救出。そして歌舞伎町のボス「舌喰い様」が雅を倒すためのワクチンを作っていたことが判明!
しかし地下の研究所に閉じ込められていた花魁姿の邪鬼で舌喰い様の妻「陽菜」相手に明さんは大苦戦。しかしユカポンと小春が決死の覚悟で地下から義手ソードを持ってきてくれたおかげで、舌喰いの野郎を「ザンッ」する事に成功…!


今週は色々カオスというか、かなーり濃厚でしたねえ…。

明さんがバラバラになった舌喰い様に「ワクチンどこにあるんだ (゚Д゚#)ゴルァ!!」と尋問しながら、ザクザク斬り刻んでいったりとか、完全なる戦闘マシーンっぽさが出てて、ヒエッ・・・ってなりましたね。


背中の上で旦那が斬り刻まれてひどい目に遭ってるとわかり、嫁の陽菜が涙を流し怒り狂い、叫びまくると、堀のサンマ邪鬼たちも呼応し、そして…
ああっ…こいつはデコ女!歌舞伎町に来る前に明さんが「ザンッ」したはずの邪鬼!!
お前生きてたのか!!しかも斬った所から二首になってパワーアップ?してやがる!!


なんかこいつまでもが陽菜の嘆きに共鳴して、歌舞伎町まで乗り込んできやがった!!
あーもうめちゃくちゃだよ。舌喰いの野郎はワクチンの居場所全然吐かないし、陽菜がブチ切れて新たな邪鬼がパワーアップして現れるわ、完全にカオス状態。


あとカオスと言えば、今週は


「くゥゥゥ旦那が斬られて泣いてやがる!!なんて大きな声!!」
「ああなんて痛くて悲しい声なの!?頭の奥まで響いてくる!!」
「怒り猛てんぞ!」



要所要所でセリフのセンスがキレッキレで笑っちまったェ。