(20230710) 彼岸島 48日後… 第370話「ジイサン」

彼岸島は「週刊ヤングマガジン」で連載されていた、吸血鬼が住む島彼岸島を訪れた主人公宮本明たちの戦いを描いた、スタイリッシュ丸太アクションホラーギャグ漫画です。


現在は、第3部?に当たる「48日後…」シリーズがはじまりました。
雅(マサ)率いる彼岸島の吸血鬼達が持ち込んだ、吸血鬼ウイルスを媒介した蚊の猛威によって、崩壊した日本。
法も秩序も無い、吸血鬼達が跋扈する荒れ果てたこの地に現れた、片足を引きずり、顔に傷を持つ、左手1本で丸太をぐわしと掴む救世主…。
その名を、宮本明!!



残り2人となった雅の息子を探すため、再び旅に出た明さん一行。新宿歌舞伎町に吸血鬼最大の娯楽場があるとの情報を得ましたが、ちょっと目を離したすきに、その歌舞伎町にユカポンが遊女として売られちまった!!
紆余曲折ありながらも明さん達はユカポンを救出。そして歌舞伎町のボス「舌喰い様」が雅を倒すためのワクチンを作っていたことが判明!
しかし地下の研究所に閉じ込められていた花魁姿の邪鬼で舌喰い様の妻「陽菜」相手に明さんは大苦戦。そんな中勝次は、自らに寄生したヒー坊の触手を使って舌喰い様の首を餌に、歌舞伎塔の頂上まで陽菜を誘導して、落っことそうぜと提案して…1?



勝っちゃんがゲロを吐きながら何度もヒー坊を酷使して、ようやくたどり着いた歌舞伎塔の頂上。陽菜が追いつくまでの間、義手ソードを装備し直し体制を整える明さん。
こんなんで陽菜のヤツ斬れんの?折れるんじゃねェの?と、勝っちゃんが心配しますが…。

明さん「大丈夫だ、俺はこの武器を信じている
この刃が俺を裏切った事はない、必ず斬れる」


そしてこの義手ソードを作った隊長の想いで話を勝っちゃんに語るシーンで
1コマだけ明さんの目が黒目に戻ってるのがなんかエモいっすね…。





やっぱり彼岸島のヒロインは、隊長やったんやなって…。


明さんが隊長を「ザンッ」と斬ったシーンは当時阿鼻叫喚だったなあとか
twitterに作られた隊長のアカウント最後のツイートから8年間音沙汰がねェけど成仏したのかなあとか、色々な事を考えさせられるェ…。


などと昔を懐かしんでたら…ミサイル迎撃する化け物がわらわらとビルを登ってきやがった!
明さんが片っ端から斬っていきますが、わらわらと沸いて来るわ、舌喰い様は斬ったやつをバクバク食って復活しようとしてるし…ああああ陽菜が登ってきたぁ!


そして陽菜にはちゃんと通用する義手ソード!やっぱりその辺の中華料理屋にある武器じゃあかんかったんや…!


しかし、今週敢えて義手ソードに触れたという事は、逆にぶっ壊れフラグが立っちまったんじゃねェのかなあと少し心配になっちまいますね…。
まあ先生ェは「新しい刀を手に入れるエピソードが描けて、また連載引き延ばせるぜ、ガハハハハ!!」とか思ってそうだけどな(´・ω・`)