(20230731) 彼岸島 48日後… 第372話「白馬の王子」

彼岸島は「週刊ヤングマガジン」で連載されていた、吸血鬼が住む島彼岸島を訪れた主人公宮本明たちの戦いを描いた、スタイリッシュ丸太アクションホラーギャグ漫画です。


現在は、第3部?に当たる「48日後…」シリーズがはじまりました。
雅(マサ)率いる彼岸島の吸血鬼達が持ち込んだ、吸血鬼ウイルスを媒介した蚊の猛威によって、崩壊した日本。
法も秩序も無い、吸血鬼達が跋扈する荒れ果てたこの地に現れた、片足を引きずり、顔に傷を持つ、左手1本で丸太をぐわしと掴む救世主…。
その名を、宮本明!!



残り2人となった雅の息子を探すため、再び旅に出た明さん一行。新宿歌舞伎町に吸血鬼最大の娯楽場があるとの情報を得ましたが、ちょっと目を離したすきに、その歌舞伎町にユカポンが遊女として売られちまった!!
紆余曲折ありながらも明さん達はユカポンを救出。そして歌舞伎町のボス「舌喰い様」が雅を倒すためのワクチンを作っていたことが判明!
しかし地下の研究所に閉じ込められていた花魁姿の邪鬼で舌喰い様の妻「陽菜」相手に明さんは大苦戦。そんな中勝次は、自らに寄生したヒー坊の触手を使って舌喰い様の首を餌に、歌舞伎塔の頂上まで陽菜を誘導して、落っことそうぜと提案して…1?


やったぜついに比奈の奴をビルから突き落とすことに成功…と思いきや、残った手でビルにしがみつくわ、腕を斬っても再生させてまたつかむわで、これじゃあまるで鼬ごっこ…。

もう一押し「何か」が欲しい…。すると明さんは、舌喰い様の攻撃で飛ばしてきた舌を斬ると、何やら義手ソードで下に何かを刻んで、ビルの下にほおり投げた!
手にしたクソハゲが見てみると「倒」の文字が刻まれていて…。

鮫島「これは明からの指示だ『歌舞伎塔を倒せ』だ」


かつて明さんは蟲の王戦において、ノートの存在を匂わせただけで「ノートに蟲の王の弱点である心臓の位置が描かれているに違いねェ」と即座に判断するという、とてつもない想像力を働かせていましたが
なかなかどうして、クソハゲも見事な判断力をしてやがるぜ!
ただのご都合的すぎる展開じゃねェかなどという事は、思ってても言うのはやめんか!!!


そしてクソハゲがうまく邪鬼の美少女を誘導して、歌舞伎塔のビルの柱をすべてぶっ壊すことに成功!


舌喰い様も陽菜も観念したような事言ってますし、とうとう歌舞伎町編も終焉が見えてきたか…って気がしますね。
舌喰い様は「くゥゥ強すぎる、なんだこの男は、なんなんだこの人間は」などと口にしますが
そんなもん、読者の大半もそう思ってるから、ちくしょう!!



…ところで、彼岸島の感想記事を書いていたら、とんでもないニュースが飛び込んで来ました。




なんて…なんて神々しいんだ…。

なんでこのタイミングで彼岸島のフィギュアを出す気になったのか、全くもってわけがわからねェのですが、
クオリティ自体はなかなかのもののようですね。
この明さんまだ義手してないから、フィギュアの売上次第では義手verも発売されそうなんじゃ。


というか、モブのキモ傘吸血鬼のクオリティがクソみてェに高ェから、ちくしょう!!


それにしても、敢えて雅様ではなく、モブのキモ傘吸血鬼をフィギュア化したのは、一部の心無いファンから
「クソ吸血鬼どもめ…雅のクソみてェなフィギュア作りやがって…」
などとバカにされるのを防ぐ為だったとも考えられる(´・ω・`)