(20230508) 彼岸島 48日後… 第362話「ゆかり」

彼岸島は「週刊ヤングマガジン」で連載されていた、吸血鬼が住む島彼岸島を訪れた主人公宮本明たちの戦いを描いた、スタイリッシュ丸太アクションホラーギャグ漫画です。


現在は、第3部?に当たる「48日後…」シリーズがはじまりました。
雅(マサ)率いる彼岸島の吸血鬼達が持ち込んだ、吸血鬼ウイルスを媒介した蚊の猛威によって、崩壊した日本。
法も秩序も無い、吸血鬼達が跋扈する荒れ果てたこの地に現れた、片足を引きずり、顔に傷を持つ、左手1本で丸太をぐわしと掴む救世主…。
その名を、宮本明!!



残り2人となった雅の息子を探すため、再び旅に出た明さん一行。新宿歌舞伎町に吸血鬼最大の娯楽場があるとの情報を得ましたが、ちょっと目を離したすきに、その歌舞伎町にユカポンが遊女として売られちまった!!
紆余曲折ありながらも明さん達はユカポンを救出。そして歌舞伎町のボス「舌喰い様」が雅を倒すためのワクチンを作っていたことが判明!
そして地下の研究所に閉じ込められていた花魁姿の邪鬼で舌喰い様の妻「陽菜」が地上に出てきて大暴れ!果たしてコイツを倒せるのか…?


陽菜with舌喰い様と対峙する明さん。
いつもの義手ソードは地下に置いてきちまったので、左手に握られているのは、その辺のラーメン屋で手に入れた、包丁ブレード。
果たしてこんな武器で対抗できるのか…?


一瞬のスキをついて、陽菜の顔面目掛けて、包丁ブレードを一撃…!!







折れた!!包丁ブレードがパキッと折れちまった…!!

これはアレですか。明さんが強くなり過ぎちまったから、その辺に生えている武器じゃ、もはや明さんのパワーに耐えられないのか…!
何だか明さんも、いつの間にか伝説の勇者みたいな扱いになっちまったなぁ…。
つーか舌喰い様が「ハッ、運も尽きたな」などと煽ってるのがウザいっすね。
お前明さん相手にに手も足も出なかったろうが舌喰い野郎ォ!


しかしそうなると気になってしまうのが、明さんが装備していた義手ソード。
これまでの戦いでも全く折れる事なく修羅場を切り抜けてきましたが…。果たして何で出来ているのか。
なんだよあれ!オリハルコンで出来ているのかよ!!


ちなみに明さんの義手ソードを作ったのは、長らく明さんと強い絆で結ばれた吸血鬼である、隊長だったわけです。
もしかしたら隊長は、ロン・ベルクやエオルンド・グレイ・メーンと肩を並べる、名工だった可能性が…?



頼みの義手ソードは地下研究所に取り残された小春が持ってるんですが…その小春は、陽菜が使ってた人間の血の池をゴクゴク飲んで「うめェうめェ」言ってますし、コイツとユカポンの2人だけでだ丈夫なんですかねえ…?



あと今週の「ゆかり」ってタイトルの回収があまりにも雑過ぎたから、ちくしょう!!
最初はふりかけの「ゆかり」なのかと思ったんですが、もちろん何の関係もなかった。

「陽菜は昔よくゆかり使ってたなぁ…」舌喰い様が懐かしむシーンがあると思ってたのに!