(20230530) 彼岸島 48日後… 第365話「マウント」

彼岸島は「週刊ヤングマガジン」で連載されていた、吸血鬼が住む島彼岸島を訪れた主人公宮本明たちの戦いを描いた、スタイリッシュ丸太アクションホラーギャグ漫画です。


現在は、第3部?に当たる「48日後…」シリーズがはじまりました。
雅(マサ)率いる彼岸島の吸血鬼達が持ち込んだ、吸血鬼ウイルスを媒介した蚊の猛威によって、崩壊した日本。
法も秩序も無い、吸血鬼達が跋扈する荒れ果てたこの地に現れた、片足を引きずり、顔に傷を持つ、左手1本で丸太をぐわしと掴む救世主…。
その名を、宮本明!!



残り2人となった雅の息子を探すため、再び旅に出た明さん一行。新宿歌舞伎町に吸血鬼最大の娯楽場があるとの情報を得ましたが、ちょっと目を離したすきに、その歌舞伎町にユカポンが遊女として売られちまった!!
紆余曲折ありながらも明さん達はユカポンを救出。そして歌舞伎町のボス「舌喰い様」が雅を倒すためのワクチンを作っていたことが判明!
しかし地下の研究所に閉じ込められていた花魁姿の邪鬼で舌喰い様の妻「陽菜」相手に明さんは大苦戦。頼みの綱は地下に残してきた義手ソード。果たして地下にいるユカポンと小春は無事に届けられるのか…?



明さんの義手ソードを携えて、サンマ邪鬼の腸をシュノーケル替わりに、ユカポンと小春が地上のお堀にたどり着いた!
さあ後は待ち構えてたネズミと翔吾が、ロープで二人を引っ張り上げるだけ…と思いきや、急に2人が低レベルなマウント合戦をおっぱじめやがった!何やってやがるんだバカタレェ!!


まあ最近ネズミは調子乗ってましたからね。翔吾も翔吾で、恩人の小春の弟なんだから、ちったあネズミに敬意があるのかと思ったら、全くそんなことがなくて笑ったェ。



一応優劣がついたので、2人で小春とユカポンをロープで引き上げにかかるんですが…お、遅ェ…。
なんか以前の彼岸島で、吸血鬼になるとパワーとか腕力も人間の3倍になるとか言われてた気がしましたが、それでもこの体たらくなのか。
翔吾のやつどんだけ貧弱なんだ。このもやしっ子!!


そんなもやしっ子野郎どもがロープでちんたら二人を引き上げてたら…ああ堀からサンマ邪鬼がいっぱい出てきた!
こいつらが大量に顔を出してると、ほんとキモいっすね…。素晴らしいデザインだェ。


その後小春たちがロープでめっちゃ揺られてるシーンは、最後の47日間であった「明が大変な事になってるぞ 大丈夫か!?」を彷彿とさせますな。こんな激しい揺れに耐えられるユカポン、実はものすごい握力なのでは…?



空気を読んだクソハゲが有り余るパワーで二人を引っ張り上げ、まあ何はともあれ、明さんの手に義手ソードが戻ってきました。これで陽菜with舌喰いの野郎をぶちのめせる…!!





いつの間にやら翔吾のやつ、編集からもあだ名で呼ばれてやがるから、ちくしょう!!