(20211227) 彼岸島 48日後… 第308話「製造所」

彼岸島は「週刊ヤングマガジン」で連載されていた、吸血鬼が住む島彼岸島を訪れた主人公宮本明たちの戦いを描いた、スタイリッシュ丸太アクションホラーギャグ漫画です。


現在は、第3部?に当たる「48日後…」シリーズがはじまりました。
雅(マサ)率いる彼岸島の吸血鬼達が持ち込んだ、吸血鬼ウイルスを媒介した蚊の猛威によって、崩壊した日本。
法も秩序も無い、吸血鬼達が跋扈する荒れ果てたこの地に現れた、片足を引きずり、顔に傷を持つ、左手1本で丸太をぐわしと掴む救世主…。
その名を、宮本明!!



雅の息子の1人「蟲の王」を倒したものの、変異した勝っちゃんの左腕は元に戻らぬまま。元に戻すため、そして佐吉のかたき討ちのため、拷問野郎が逃げ込んだという、“血の楽園”へ到着した明さん一行。
無事に内部に潜入できた一行は、血の楽園のボスである“豹丸”と、楽園に逃げ込んだ拷問野郎こと“ハンディ・ハンディ様”を倒すべく、血の楽園の特別区へ…!







しょっぱなから門がデカ過ぎんだろ(門が無駄にクソでけェのは、豹丸様のサイズに合わせたから、という可能性も…?)とか、中が完全にどっかの城みたくなってて、フジテレビの面影が全くねェよとか、真っ暗闇なのにろうそく付けねぇとかお前何のための照明だよとか、今週はのっけから、突っ込みどころ満載でいちいちキリがないんですが、ここで唐突に聡がゲロを発射!!


これはたぶん、視覚が奪われてる分、聴覚や嗅覚が発達してるってことを言いたいんでしょうけど…。センサーみたいにゲロ吐くなちくしょう!!


ちなみに、この後ユカポンが普通にゲロ吐いてるシーンも出てきます。
よく「アイドルはうんちなんてしないよ!」と言われたりしますが、これは“そんなわけねェだろ!アイドルだって普通におしっこ漏らすしゲロだって吐くしアナルファックされてんだよガハハハハ!!”という、性の6時間先生ェのメッセージなんでしょう。全くとんでもねぇことをしやがる…。



で、聡が指差した方向に行ってみると、そこは血の楽園で吸血鬼どもに配ってた、人間の血液入りペットボトル製造工場でした。
透明の箱に押し込んで、スイッチを押したら刃が飛び出すなど、完全にシステム化されてますけど…ここでネズミが不用意にスイッチ押してて草生えた。
てめェこのクソネズミ!!お前それゲームだったら完全に死亡フラグだろバカタレ!!


でも聡いわく、死臭はこの工場じゃなくて、もっと奥からすると言ってるので(それにしてもコイツの嗅覚犬より凄ェな…)進んでみると…。












ああっ!てめェは血の楽園で2500円で人形が売られてるハンディ・ハンディ様ことカニパン野郎じゃねェか…!
ってかお前背中に耳がくっついてるような構造なのに「人間の肉は旨ェ!」とか言ってて完全に食う事に夢中になってやがるし、中ボスのくせにカンタンに背後取られ過ぎだろ、ちくしょう!


まあでも今年最後の引きにカニパンを持ってくるのはいい終わり方だと思いました。
果たして新年早々、ハンディハンディ様はどういうリアクションを取ってくれるのか、楽しみでたまらねェ…!!



ああ、あと私信ですが、中野でやってた「墓場の彼岸島展」行ってきました。







クソ面白ェ!!楽しませてもらったよ!!


しかしこうしてみると、つくづく彼岸島って愛されているんだなぁ…。