(20220524) 彼岸島 48日後… 第324話「充実した日々」

彼岸島は「週刊ヤングマガジン」で連載されていた、吸血鬼が住む島彼岸島を訪れた主人公宮本明たちの戦いを描いた、スタイリッシュ丸太アクションホラーギャグ漫画です。


現在は、第3部?に当たる「48日後…」シリーズがはじまりました。
雅(マサ)率いる彼岸島の吸血鬼達が持ち込んだ、吸血鬼ウイルスを媒介した蚊の猛威によって、崩壊した日本。
法も秩序も無い、吸血鬼達が跋扈する荒れ果てたこの地に現れた、片足を引きずり、顔に傷を持つ、左手1本で丸太をぐわしと掴む救世主…。
その名を、宮本明!!



雅の息子の1人「蟲の王」を倒したものの、変異した勝っちゃんの左腕は元に戻らぬまま。元に戻すため、そして佐吉のかたき討ちのため、拷問野郎が逃げ込んだという、“血の楽園”へ到着した明さん一行。
無事に内部に潜入できた一行は、血の楽園のボスである“豹丸”と、楽園に逃げ込んだ拷問野郎こと“ハンディ・ハンディ様”を倒すべく、血の楽園の特別区へ。途中で見つけたハンディ・ハンディ様を捕縛し、案内役として連れて行き、ついに豹丸様と対決し…とうとう決着が…!!



やったぜ。お台場の自由の女神像に、豹丸様の素顔の顔面が串刺しになって倒れたぞう!


…って、おいおい本当にこれで死んじゃったのか(´・ω・`)
なんか素顔を晒してから、豹丸様が急に小物チックになったというか、えらくショボく感じちゃったのですが…拍子抜けというかなんかあっさりだなあ。


しかしそれでも、血の楽園の人達にとっては英雄であったことには変わりはない…。
楽園の吸血鬼たちが頭を下げて「ありがとうございました!」と豹丸様に頭を下げるシーンは、なんというかジーンとくるというか、見てて複雑な気分になりますな。


やっぱり戦いは悲劇しか生まねェのか、つれェなあ…。


まあなんだかんだでもやもやしたものは残っちゃいますが、豹丸様を倒したのは事実。これで残る雅様の息子はあと2人…。


…ん?ところで、明さん達が血の楽園にやってきたもう一つの理由となっている、アイツは…!?










ああああああ!!ハンディ・ハンディ様の野郎、いつの間にやらトンズラしてやがる!!
せっかくふん捕まえたのに、明さんと豹丸様のバトル観戦に夢中になって、完全に逃げられちまってるじゃねェか!
ちゃんと見張っとけよ、あのクソハゲェ!!



気になるのは、ハンディ・ハンディ様と一緒に、ミサイル迎撃化け物たちも一緒について来てる事。
こいつらがみんなついて来ているという事は…ゲゲーッ!!血の楽園の壁にいた化け物が全部いなくなってやがる…とみんなが気付いた瞬間、国連軍のミサイルが降ってきたあ!!
国連軍空気読みすぎィ!


あっさり楽園内に命中し、街は一瞬にして火の海に…。しかし…!!








凄ェミサイル!!何発も!!


いや明らかに多すぎるだろちくしょう!!こんなにめちゃくちゃミサイル撃ち込んだら、ミサイル迎撃化け物がいたとしても2~3発ぐらいは街に命中してたんじゃないのか…?
とりあえずミサイルいっぱい出しちゃえ!っていう脳筋志向…。ヤクルト1000先生ェらしくって凄ェ!

あるいは前回、豹丸様のとどめに自由の女神を使っちゃったので、このミサイルを撃ち込んだパイロットがアメリカ人かフランス人の方で「ちくしょう俺たちの自由の女神をクソみてェな使い方しやがって…絶対ェ許さねェ!!」などとブチ切れて、いつも以上にミサイルをいっぱいぶっ放してしまったのかもしれない…。



まさかこの大量のミサイル爆撃のせいで、希と聡の姉弟を強制退場させるとかじゃないだろうなぁ、素晴らしいユンケル先生ェ…。