(20190318) 彼岸島 48日後… 第196話「根性試し」

彼岸島は「週刊ヤングマガジン」で連載されていた、吸血鬼が住む島彼岸島を訪れた主人公宮本明たちの戦いを描いた、スタイリッシュ丸太アクションホラーギャグ漫画です。


現在は、第3部?に当たる「48日後…」シリーズがはじまりました。
雅(マサ)率いる彼岸島の吸血鬼達が持ち込んだ、吸血鬼ウイルスを媒介した蚊の猛威によって、崩壊した日本。
法も秩序も無い、吸血鬼達が跋扈する荒れ果てたこの地に現れた、片足を引きずり、顔に傷を持つ、左手1本で丸太をぐわしと掴む救世主…。
その名を、宮本明!!


姑獲鳥(うぶめ)に囚われた勝っちゃんが上野で壮絶な生活を送っているなか、そんな勝っちゃんを救い出すため、筏で上野へ向かう明さん一行。
途中で立ち寄った邪鬼「クソ喰い爺」で救出した佐吉から、勝っちゃんが東都ドームで大会の賞品にされていると知り、明さん達はドームへ向かうことを決意する…!



イカダを修復し、さっそくドームへ向かう明さん一行。鮫島様がもらったカレーをうめェうめェと食っていると…前方になにやら黒煙が。



な…なんじゃこりゃあ…!人間にガソリンまいて火をつけて、リアクションがなかったら解放するなどと言って、火あぶりにされた人間を見て、吸血鬼どもが「ヒャッハー」言いながら楽しんでやがる。
完全に北斗の拳の世界じゃねェか!ちくしょう!


特に吸血鬼が「よし、次は誰が焼かれるんだ?」→明さんが「お前だよ」と続けるところなんて、北斗の拳で何度見たことか。
地球が核の炎に包まれようが、そうでなかろうが、ヒャッハーする奴は後を絶たないんだなあ…。つれェなあ…。


で、お楽しみのところに乱入した明さんと鮫島様が吸血鬼どもをぶちのめして(例によって倒すシーンはカット)、さっそく東都ドームの事についていろいろ聞くのですが、すると出るわ出るわ。いろんな情報が。

「今は東都ドームは競技場です…」
「もう何度も吸血鬼たちが、人間と邪鬼を戦わせたり…自ら化け物と戦ったり
「血の気の多い吸血鬼たちのストレス発散の場として、様々な催し物が開催されています」
「今は最強の吸血鬼を決める武闘会が開かれてる
日本全土から吸血鬼の猛者たちが集まっている場所だ」


これ完全にバトルトーナメント編開催決定じゃねぇか…!
間違いなく明さんも選手として参加する流れになるのでしょうが(マサの計らいとかで)、こんな全国から吸血鬼の猛者どもが集う展開にするんだったら、金剛様とか箱根で無駄使いさせずに、ここで出せばよかったんじゃないんですかねえ…?
いっその事、今まで明さんが倒してきた邪鬼やライバルたちをみんな生き返らせて、大トーナメント編やってほしいぐらいだェ…。