「彼岸島」は「週刊ヤングマガジン」で連載されていた、吸血鬼が住む島「彼岸島」を訪れた主人公宮本明たちの戦いを描いた、スタイリッシュ丸太アクションホラーギャグ漫画です。
現在は、第3部?に当たる「48日後…」シリーズがはじまりました。
雅(マサ)率いる彼岸島の吸血鬼達が持ち込んだ、吸血鬼ウイルスを媒介した蚊の猛威によって、崩壊した日本。
法も秩序も無い、吸血鬼達が跋扈する荒れ果てたこの地に現れた、片足を引きずり、顔に傷を持つ、左手1本で丸太をぐわしと掴む救世主…。
その名を、宮本明!!
雅の息子の1人「蟲の男」がいるという国会議事堂。その頂点にはマサの野郎の顔がでかでかと描かれた旗が大きくたなびいています。
そういや東京…じゃなかった、東都ドームにも、同じようなペナントがありましたっけ。
まったく、マサの野郎はいつになっても悪趣味全開だなあ…。
ところで、国会議事堂の上に、あたかも国旗であるかのように掲揚されている雅フラッグですが…この時外は雨。
国旗とは国家を象徴する旗であり、通常、雨天時には国旗は掲揚しないモノなんですが(汚れちゃうからね!)
出しっぱなしじゃねェか!!
吸血鬼の野郎ども、ボスに対する敬意を欠きすぎだから、ちくしょう!!
一方、雨の中国会議事堂を目指してた明さん一行ですが、途中のビルで雨宿りも兼ねてメシを食っていたら…突然、何者から狙撃!
そういや大阪でも、スナイパー吸血鬼から狙撃されてましたっけ。
フライパンで銃弾をはじくとか、当時はムチャクチャやってたなあ…と懐かしみつつ、明さんと鮫島様が狙撃手のもとへ向かったら…なんと正体は人間。
どうやら冒頭で「吸血鬼の野郎ども、クソみてェな旗立てやがって」とプンプン怒ってたやつと同一人物みたいっすね。
まあ、おそらく話の流れから考えて、この後明さんたちと自衛隊員が和解して、共闘する展開になりそうなんですが…今更自衛隊の連中が味方になったところで、果たして役に立つのかどうか。
そういえば、無印彼岸島には「モブ忍者」なるやられ役の便利な存在がいましたが、本土ではこの「モブ自衛隊員」がやられ役として重宝されてしまうのか。
なんだか自衛隊員がひどい扱いを受けて、クレームが来ちまわねェか心配になっちまうぜ!!ガハハハハ!!