(20180903) 彼岸島 48日後… 第173話「蛸」

彼岸島は「週刊ヤングマガジン」で連載されていた、吸血鬼が住む島彼岸島を訪れた主人公宮本明たちの戦いを描いた、スタイリッシュ丸太アクションホラーギャグ漫画です。


現在は、第3部?に当たる「48日後…」シリーズがはじまりました。
雅(マサ)率いる彼岸島の吸血鬼達が持ち込んだ、吸血鬼ウイルスを媒介した蚊の猛威によって、崩壊した日本。
法も秩序も無い、吸血鬼達が跋扈する荒れ果てたこの地に現れた、片足を引きずり、顔に傷を持つ、左手1本で丸太をぐわしと掴む救世主…。
その名を、宮本明!!


ついに東京の池袋に到着。しかし地上に出ると一面が水浸し!そこで出会ったアイドルの由香(ゆかぽん)から、池袋は国連軍から空爆を受けたこと、そして先へ進むためのがあるよと言われ、荒廃したサンジョインビルで、ゆかぽんファン達が持っていた筏をゲット。明さんたちはコイツで雅の野郎が待つ上野へと向か…おうとしたら、吸血鬼どもが筏で追っかけてきて、しかも大量の量産型邪鬼が、クロールですげェ速度でこっちに向かってきやがる!
明さん達や吸血鬼たちの攻防が続く中…崩れたサンジョインビルの破片が当たり、ついに水中で眠っていた邪鬼・眠り女が目を覚ます…!



ついに目を覚ました眠り女。量産型邪鬼ですら結構な大きさのはずなのに、それさえを遙かにしのぐ大きさ…!
たぶん体長100mぐらいはあるんじゃね?って勢いで、量産型邪鬼をタコ足でつまんでは、その辺のお菓子をつまむみたいなノリでボリボリ食ってます。まるで大怪獣みたいだあ…。



流石の明さんも、これだけの巨体邪鬼とタイマンでやりあうのはやべェと思ったのか、鮫島様とネズミに声を押し殺してやり過ごそうと指示を出します。
幸い、眠り女は量産型邪鬼や、筏で逃げようとする吸血鬼どもに目が行ってて、人間サイズの明さん達には気づいていないもよう。このまま黙ってれば…。
まあこのパターンはアレだよな。気絶してるゆかぽんが目を覚ました途端、眠り女を見てビックリして大声を出して気づかれちゃった!という、ドリフみてェなオチが絶対ありそうだけどな!



逃げようとした吸血鬼どもを食い終えた眠り女は、サンジョインビルでジャンプしてた量産型邪鬼たちのもとへ向かい、そいつらをボリボリ食い始めます。
ビルにタコ足を絡みつかせて、邪鬼たちをボリボリ食ってるその光景は、おぞましい以外の何者でもありませんが…ああっ!ビルの中にゆかぽん推しのケツアゴキモオタが!お前生きてたんかーい!!


しかしケツアゴは、大声で「助けてくれェ!」とか叫んでたせいで、眠り女の触手に捕まり大ピンチ!
そこへ仲間のキモオタが助けに入るも、そいつも捕まり、さらに別のヤツが助けようとするもそいつも…という哀しみの連鎖が。
ちくしょう、俺達はただ指をくわえて見ている事しかできないのか…?








同じシーンを連続でやるなwwww


人間の無力さを描いた悲しいシーンのはずなのに「ザスッ」「ニュル」「ザスッ」「ニュルッ」と連続で続けちまったせいで、完全にギャグ
漫画みたくなってるじゃねェか!!


ちくしょう、食われたキモオタどもの退場の仕方が滑稽過ぎて、つれェなあ…。