(20180915) 彼岸島 48日後… 第175話「ブルーシート」

彼岸島は「週刊ヤングマガジン」で連載されていた、吸血鬼が住む島彼岸島を訪れた主人公宮本明たちの戦いを描いた、スタイリッシュ丸太アクションホラーギャグ漫画です。


現在は、第3部?に当たる「48日後…」シリーズがはじまりました。
雅(マサ)率いる彼岸島の吸血鬼達が持ち込んだ、吸血鬼ウイルスを媒介した蚊の猛威によって、崩壊した日本。
法も秩序も無い、吸血鬼達が跋扈する荒れ果てたこの地に現れた、片足を引きずり、顔に傷を持つ、左手1本で丸太をぐわしと掴む救世主…。
その名を、宮本明!!


ついに東京の池袋に到着。しかし地上に出ると一面が水浸し!そこで出会ったアイドルの由香(ゆかぽん)から、池袋は国連軍から空爆を受けたこと、そして先へ進むためのがあるよと言われ、荒廃したサンジョインビルで、ゆかぽんファン達が持っていた筏をゲット。明さんたちはコイツで雅の野郎が待つ上野へと向か…おうとしたら、吸血鬼どもが筏で追っかけてきて、しかも大量の量産型邪鬼が、クロールですげェ速度でこっちに向かってきやがる!
明さん達や吸血鬼たちの攻防が続く中…崩れたサンジョインビルの破片が当たり、ついに水中で眠っていた邪鬼・眠り女が目を覚ます…!



ついに目を覚ました眠り女。その巨体をもって、量産型邪鬼や筏に乗った吸血鬼どもをボリボリ喰いだします。
でも俺達は先に進まなきゃいけねェ…。意を決した明さんたちは、眠り女の目をかいくぐり、池袋を脱出する事にします。
まずはバラバラになった帆とオールをかき集めて…とここでゆかぽんがある物を見つけてきやがった!


「あったよ!ブルーシートが!!」「でかした!」


というわけで、筏にブルーシートをかぶせつつ、オールで筏をゆっくり漕ぎつつ、眠り女の支援をかいくぐることに。
まるでダンボールをかぶって敵の目をかいくぐろうとする、ソリッド・スネークさんみたいな気分だェ…。



そして…無事に眠り女ゾーンから脱出することに成功!!やったぜ。
結局眠り女と直接闘う展開はありませんでしたが、まああそこまでバカでかい相手だと、いくら超人的な身体能力を持つ明さんでも、流石に無理だろうという判断なのか。



するとここでゆかぽんが、自分の為に囮となって散っていった4人のゆかぽんファンのキモオタに涙します。





いくらなんでも“あごあご”はひど過ぎませんかねえ…。



とはいえ、この4人のキモオタの活躍があったからこそ、ゆかぽんが、そして明さん達が生き延びる事が出来たのも事実。
彼らに謝ろうとするゆかぽんを一括した鮫島様が言っていたように、彼らの死を無駄にしないためにも、生き残らなきゃならねェ…。



こうして、激闘の【池袋編】完結!
次回からはいよいよ新展開に突入するようですよ。


まあ、激闘というほどイベントあったっけ?という印象しかないんですけどねえ。
正直池袋編は、ゆかぽんや眠り女より、最初に出て来たゆかぽんファンのキモオタ吸血鬼のインパクトが絶大すぎるんだよなぁ…。





なんでコイツを1週で使い捨てたのかなあ。こけこっこー共和国先生ェ…。