(20181203) 彼岸島 48日後… 第184話「みかん」

彼岸島は「週刊ヤングマガジン」で連載されていた、吸血鬼が住む島彼岸島を訪れた主人公宮本明たちの戦いを描いた、スタイリッシュ丸太アクションホラーギャグ漫画です。


現在は、第3部?に当たる「48日後…」シリーズがはじまりました。
雅(マサ)率いる彼岸島の吸血鬼達が持ち込んだ、吸血鬼ウイルスを媒介した蚊の猛威によって、崩壊した日本。
法も秩序も無い、吸血鬼達が跋扈する荒れ果てたこの地に現れた、片足を引きずり、顔に傷を持つ、左手1本で丸太をぐわしと掴む救世主…。
その名を、宮本明!!


姑獲鳥(うぶめ)に囚われた勝っちゃんが上野で壮絶な生活を送っているなか、そんな勝っちゃんを救い出すため、筏で上野へ向かう明さん一行。
途中で立ち寄った邪鬼「クソ喰い爺」に勝っちゃんらしきヤツが捕まっているっぽいので、明さんは、最低最悪に下品な相手に戦いを挑む…!



一度はクソ喰い爺に敗北し、無理矢理全裸にされて、無理矢理ゲロを食わされ脱糞するなど、敗北感を味わった明さん。しかし偶然刺さっていた木片の端っこを利用して、ゲシゲシ足元の空間を削り、ついに脱出に成功!この木片超助かる!!



クソ喰い爺のうんこ入れポケットから顔を出した明さんが目撃したのは…今まさにクソ喰い爺の手に捕まり、服を剥がされそうになっている…ゆかぽんの姿が!!
やべェ!このままでは、アイドルが全裸にひん剥かれて、無理矢理ゲロを食わされて…脱糞させられちゃう!そんな一部のマニアック層が喜んじゃう展開にしちゃならねェ!!
明さんは足の指に挟んでいた木片を手で握ると、そのままジャンプ!










うーむ。このシーン、明さんがゆかぽんを救出した時のポーズって…どう見てもアレだよなぁ?
そう思い、元ネタと並べてみたら…。







やっぱり昇竜拳じゃねェか!


今にも誌面から「しょーりゅーけん!」って叫び声が聞こえてくるかのようだぜ…。
先生ェ、最近格闘ゲームでもやりこんでるんですかねえ…?



なにはともあれ、ゆかぽんを救出し、そのまま筏に飛び乗った明さん。鮫島様が生還を喜んでますが、それはともかく、反撃を試みたいところです。

(1) 反撃してェけどバットだけじゃ心許ねェから武器が欲しい

(2) 明さんの義手が寺のどこかにあるから、よし俺(クソハゲ)が探してくるぜ

(3) そのためには追っかけてくるクソ食い爺から隙を作りてェ

(4) ゆかぽん「あったよ!みかんが!!」

(5) みかんに木の破片をくっつけて、クソ喰い爺の目玉にぶち当てよう

(6) どうやって→ 明さん「どうもこうも、バットは本来打つものだろ」


あきらかに(4)からの流れが不自然過ぎるんですが…まあこんな無茶苦茶なシナリオが許されるのは、きっとこの漫画ぐれェだろうなあ…。


というわけで、唐突に「宮本明さんのホームランダービーが開幕しちまった!
足場は揺れ動く筏の上。しかも明さんは隻腕だから片手スイングしかできねェ。おまけにチャンスは1度きり。
ここまで不利な条件が重なる中、明さんはクソ喰い爺の目玉に、みかんボールを命中させる事ができるのか…?






ええ…(困惑)。


さらに自らハードルを上げてしまうのか…!
しかしそれでも、明さんなら、明さんなら…!!







凄ェ!!なんたるバッティング!!


明さんは、マサの野郎をぶっ殺したら、そのまま海を渡って、メジャーリーガーを目指してほしいぐらいだェ!



それにしても先週といい今週といい、木の破片が八面六臂の大活躍ですね…。
その辺の木の破片が、主人公の窮地を何度も救う漫画なんて、絶対もう2度と出てこねェぜ!!