(20180407)ダンゲロス1969 第2話 岩波文子

新連載1発目から、下半身丸出しのフルチン刑事が、拳銃を乱射しながら射精しまくって虐殺の限りを尽くすという、考えうる限りほんととんでもねえ始まり方をした、漫画版「ダンゲロス1969」。


今回は打って変わって、中学時代のユキミと、ある意味この作品全体に大きな影響を与えるキャラ・岩波文子(いわなみ ぶんこ)さんを中心とした過去話となります。


いやあ…。これがもうですね。甘酸っぱくて切なくて、これぞ青春!って感じなんですよ!!
おまけに原作では、イラストも無かった岩波さんが、漫画ではメッチャクチャ可愛ええ…(;´Д`)






ああ…この岩波さんの上目遣いとか、ほんとたまんねえ…。きゅんきゅんしちまうぜ…。


これは間違いなく「背すじをピン!と〜鹿高競技ダンス部へようこそ〜」「シューダン!」とかを描いてた横田先生の漫画だあ…。


先月、下半身丸出しのフルチン刑事が、射精しまくってた同名タイトルの漫画が載ってた気がしますが、アレは何かの間違いやったんや…(錯乱)





ま…まあ、裏を返せば、それだけ横田先生は幅広く漫画が描けるってことだから(震え声)



漫画版では、ユキミと岩波さんの出会いから始まり、岩波さんが自らの魔人能力のせいで大変な目には遭うものの、自らの能力を受け入れ、自らの能力が好きで有ることなんかが、原作よりも更に肉付けされて描写されており、横田先生は相変わらず、オリジナル展開をぶっこむのが上手いなあ…。と惚れ惚れしてしまいます。



しかし悲しいかな。こんなに可愛い岩波さんでも、あっさり死んでしまうのがダンゲロス。
そういえば漫画版の戦闘破壊学園でも、やたらと可愛いモブっ子が、登場した次の瞬間には、アッサリ殺されてましたね。悲しいなあ…。


この辺も上手い具合に肉付けされており、ユキミの心情がより強く描かれてましたね。
きゅんきゅんするシーンが強烈だからこそ、別れのシーンも悲しさを増す…。といったところでしょうか。


それにしても横田先生、前作(戦闘破壊学園)でもそうでしたが、原作部分に上手い事オリジナル要素を肉付けし、原作の魅力を120%ぐらい引き出すのが、やっぱり恐ろしく上手いですね…。
すじピンやシューダンから横田先生を知った人は、この第2話から読めば1969にもすんなりと入れるんじゃないですねえ。
うん…やっぱりあの第1話が異分子やったんや…。そう思っておこう(遠い目)