(20221218)キャプテン翼 メモリーズ4 最強明和FC伝説vol.7

キャプテン翼マガジン」に本編と一緒に掲載されているスピンオフ読み切り。


ここ2~3回ぐらいに渡って繰り広げられた、日向と若島津のサッカー対決(体育の授業)ですが、毎回ふたりともガチになり過ぎてそのたびに日向が頭打ったりするので、体育教師の野郎が「もうやってられっか!!」と、授業をサッカーからキックベースに変えちまいました。この軟弱者!!


キックベースなら接触プレイは少なくなるから当然安全面は向上しますけど、こんなもんじゃ物足りねえぜ!とふたりが感じるのは当然のこと。
そして日向はある日の放課後、ついに若島津の自宅(空手道場)に道場破りを敢行!
でも空手なんて俺やった事ねえから瓦割りで勝負だ!!いいですねえこの流れ。ベタだけど悪くない。


というわけで唐突に始まった日向と若島津の瓦割り対決(というか 若堂流の皆さん用意良すぎだろ)
若島津は19枚をかかと落としで割って見せ、対する日向はジャンピングかかと落としで果たして何枚割れたのか…?ってところで次回。


これはアレですかね。勝負には負けたけど、勝った若島津が“命令何でも聞いてくれるんだよな?じゃあ今度は俺がお前の所に道場破りしに行くからこれから連れてけ”って明和FCに行く流れになりそうな予感。
まあ、仮にそのままサッカーに転向しようが、若島津の兄貴(もう名前忘れた)が道場の跡継ぎやってくれればどうにでもなりそうだしな(汗)



キャプテン翼 NEXT DREAM」のコーナー







PSGとマルセイユ戦中心となった今月分の更新。
PSGには岬・オチャド・ネイマールもどき・エムバペもどき・デシャンもどきがいて、さらにベンチには怪我明けとはいえピエールが控えてる。
こんなチームをナポレオン・次藤・佐野きゅん以外モブしかいねえチームで立ち向かうってこと自体、かなり無茶なんですよね…。
そして、おそらくナポレオンは全線で張っていると思われますので、まあ、文章と立ち絵とカットだけで進めていく以上しょうがない部分もあるんでしょうけど…。
次藤と佐野きゅんたったふたりで守備しています。
逆に言うと、ほかのマルセイユDF勢が全く仕事してねえ!!


他の連中は試合中にトイレかコンビニにでも行っちまったのかと思えるぐらい、たったふたりでカバーしている。というかこいつら頑張りすぎだろ!!次藤とか鬼ごっこの特訓してましたけど、そんな特訓程度で賄いきれる守備じゃないんだよなぁ…。
言い換えれば、それだけ岬たちの攻撃がド単調だって事にもなるんですが(汗)


まあまだ今回ピエールとナポレオンの出番が無いので、次回はこのふたりにスポットがあたるんですかね。



(20221212) 彼岸島 48日後… 第347話「挟み撃ち」

彼岸島は「週刊ヤングマガジン」で連載されていた、吸血鬼が住む島彼岸島を訪れた主人公宮本明たちの戦いを描いた、スタイリッシュ丸太アクションホラーギャグ漫画です。


現在は、第3部?に当たる「48日後…」シリーズがはじまりました。
雅(マサ)率いる彼岸島の吸血鬼達が持ち込んだ、吸血鬼ウイルスを媒介した蚊の猛威によって、崩壊した日本。
法も秩序も無い、吸血鬼達が跋扈する荒れ果てたこの地に現れた、片足を引きずり、顔に傷を持つ、左手1本で丸太をぐわしと掴む救世主…。
その名を、宮本明!!



残り2人となった雅の息子を探すため、再び旅に出た明さん一行。新宿歌舞伎町に吸血鬼最大の娯楽場があるとの情報を得ましたが、ちょっと目を離したすきに、その歌舞伎町にユカポンが遊女として売られちまった!!
歌舞伎町の唯一の入り口の桟橋は、5日後にならないと降りてこねェ!それでも親切にしてくれる小春たち遊女仲間のおかげでどうにかやっていけそうだと思ったら…ユカポンは歌舞伎町のボス「舌喰い様」に、人間のスパイと疑われてしまい大ピンチ。しかしすんでのところで勝っちゃんが救出!橋を下ろして明さん達を中に入れようと試みますが、事情を知らない明さん達が、小春たち遊女仲間まで無差別にぶっ殺すかもしれない…と不安になってしまうユカポン。果たして明さんはユカポンの説得に応じてくれるのか…?



とうとう歌舞伎町に到着した明さん・鮫島様・ネズミの3人。しょっぱなからすでに吸血鬼の死体が大量に転がっており、、明さんの「吸血鬼は全員殺す(キリッ)」がブレることもなく、今回も不変であることをまざまざと見せつけられます。


とりあえずユカポンと勝っちゃんを見つけるために別行動をとる事になるのですが…。






あったよ!!丸太が!!




ああそうか。天狗突きか。このシーンで出てきた、女を縛ってた丸太かあ…。
天狗突きとか、あんまり本編と関係なかったのに、なんでこんなの出したんだと当時は思いましたが、今思えば、こんな場面でさりげなく丸太ウェポンを配置していたとは、何たる絶妙な伏線!
まったく、アーマード・コア先生ェの懐の深さには感じ入ったよ。






凄ェ!!なんて丸太だ!!


鬼に金棒ならぬ、クソハゲに丸太!!
やっぱりなんというか、彼岸島に丸太が出てくると、テンションがめっちゃ上がりますね…。
最近は登場頻度が低くなってますが、かえってレア感が出て盛り上がるので、とてもいいと思います。



そして、一方の明さんは、ザッザッとゆっくりと歩きながら、目の前の吸血鬼どもを男女構わず惨殺。
そのあまりの恐ろしさに、たまたま百足婆を看取って戻る途中の小春が目撃して、思わず足が震えちまうほど。


そして、勝っちゃんと交戦中の五本線巨大吸血鬼野郎が明さんとエンカウントして






あああああ!!あれだけ強かった五本線野郎がたった一撃で…!!


明さんの登場に喜んでいるのは勝っちゃんだけで、ユカポンは明さんの鬼気迫る迫力にビビっちゃってますし、小春にいたっては「ありえねェ強さ…悪魔かよ…」と、完全にやべェヤツが現れたかのようなリアクション。
こんなのどっちかって言うと、ブロリーとかダークドレアムとか、とんでもない化け物が現れた時の登場の仕方じゃねェか…!主人公の登場の仕方じゃねェ!!



なーんて思ってたら、真夏と冬美の2人が「うおおおおお」「ブチ殺したらァ」と叫びながら、無謀にも明さん相手に襲い掛かりやがった!!
おいバカやめろ明さんはお前らごときで太刀打ちできる相手じゃ



ああああああああああああああ



やりやがった!このあクソ救世主の野郎…やりやがった!!
でもまだ完全に真っ二つになったわけじゃないからまだかろうじて息はあるかもしれないですが…どうすんだこれ。
ユカポン絶対悲しんじゃうから、ちくしょう!!


しっかしまあ今週は、前半に丸太を登場させ、クソハゲに持たせて大暴れ!で読者を大喜びさせた
終盤で明さんに真夏・冬美を「ザンッ」させて読者をドン引きさせる…。
緩急の使い方がハンパねェ!ゾクッと来ますねえ…。
ホント、遊郭編の彼岸島は展開が本当に神がかっているなあ…。


まったくもう、誰だよこんな恐ろしい悪魔を解き放っちまったのは!!
誰かこのバカを止めろ!!
舌喰い様ー!!はやく来てくれーーー!!


…というか読者の大半が、もう舌喰い様の事、完全に忘れてませんかね…?
いつまで儀式に手間取ってやがるんだよ、ちくしょう!!





(20221206) 彼岸島 48日後… 第346話「腐れ縁」

彼岸島は「週刊ヤングマガジン」で連載されていた、吸血鬼が住む島彼岸島を訪れた主人公宮本明たちの戦いを描いた、スタイリッシュ丸太アクションホラーギャグ漫画です。


現在は、第3部?に当たる「48日後…」シリーズがはじまりました。
雅(マサ)率いる彼岸島の吸血鬼達が持ち込んだ、吸血鬼ウイルスを媒介した蚊の猛威によって、崩壊した日本。
法も秩序も無い、吸血鬼達が跋扈する荒れ果てたこの地に現れた、片足を引きずり、顔に傷を持つ、左手1本で丸太をぐわしと掴む救世主…。
その名を、宮本明!!



残り2人となった雅の息子を探すため、再び旅に出た明さん一行。新宿歌舞伎町に吸血鬼最大の娯楽場があるとの情報を得ましたが、ちょっと目を離したすきに、その歌舞伎町にユカポンが遊女として売られちまった!!
歌舞伎町の唯一の入り口の桟橋は、5日後にならないと降りてこねェ!それでも親切にしてくれる小春たち遊女仲間のおかげでどうにかやっていけそうだと思ったら…ユカポンは歌舞伎町のボス「舌喰い様」に、人間のスパイと疑われてしまい大ピンチ。しかしすんでのところで勝っちゃんが救出!橋を下ろして明さん達を中に入れようと試みますが、事情を知らない明さん達が、小春たち遊女仲間まで無差別にぶっ殺すかもしれない…と不安になってしまうユカポンなのでした。



そんなユカポンの気持ちなどお構い無しに、戦い続けるユカポンの仲間たち。
下半身を失いながらも戦い続ける百足婆のもとに、冬美が愛用の鞭を持ってきた!あったよ鞭が!!でかした!!







なんという地獄絵図…!!



下半身がちぎれて、垂れたオッパイ丸出しのBBAが巨大な鞭を振るって吸血鬼の野郎どもを皆殺しにする…。何たる光景だ…。


つうか冬美が持ってきた鞭、百足婆が装備した瞬間、サイズが一回りでっかくなってるじゃねェか!!
流石ライブ感を大切にするきつねダンス先生ェ、やっぱり先生ェの漫画は面白ェや!!



しかしそんな百足婆も、五本線野郎に肩に杭を撃たれて、とどめで首をハンマーで「チャーシューメーン!」(死後)でフルスイングされ、小春に看取られて死を遂げちまうのでした。
吸血鬼元年、百足婆、歌舞伎町に散る――――!



でも百足婆が死に際に、小春が最初に自分の所に来た頃を昔話のように懐かしく語ってましたけど…。マサの野郎が吸血鬼ウイルスを日本中にバラ撒いて、吸血鬼の世界になってからまだあんまり日時経ってないんじゃね?などと、無粋なツッコミをするのはやめんか!!


百足婆はここまで予想外の熱いキャラっぷりを見せつけてくれた良キャラではありましたが、まあでもこのまま生きてても、下半身のない垂れ乳ババアが鞭振るってる場面をまかり間違って明さんが目撃したら「なんだコイツ危ねェぞ!」って即ぶっ殺しかねないから、ここらで退場したほうが良かったのかもしれません。


その明さん達は、橋を渡ってゆっくりと歌舞伎町を練り歩く…って、先に勝っちゃんぶん投げてるの忘れてません?
勝っちゃん今まさに五本線野郎と戦おうとしてるんですけど!もうちょっと急いでクソ救世主!!





(20221128)キャプテン翼 ライジングサン 第142話 密集戦!! & 第143話 モンセラート黄金コンビ & 第144話 前半最後の一騎打ち!!

【今回の要約】

マドリッド五輪準決勝、日本vsスペイン戦。
ここまで前半2-1とリードする日本。スペインのコーナーキックから密集状態から葵がドリブルで突破しようとするがラファエルがカット。これがパスになってミカエルがシュート…と思いきや、F・C・P(ファウル・チップ。パス)によってボールは明後日の方向に。しかしそこへラファエルが詰めてジャンピングボレーを決めてスペインが2-2の同点に追いつく。

その後はお互い膠着状態でこのまま前半終了…と思いきや、失点の起点を作った事に負い目を感じた葵がドリブル突破。ラファエル相手に面目を保って日向にラストパスを送るも、シュートはミカエルがブロック。そのまま翼と前半最後の真っ向勝負で激突するも、回転するボールはどっちにもなびかずその場でとどまり前半終了。勝負は後半へと持ち越された。

今回はちょっと試合が動いて前半終了。ミカエルじゃなくてラファエルが点を取るってのがなかなか良かったすね。
これまでのライジングサンを見てると、クライフォートといい、ディアスといい、シュナイダーといい、相手チームはエース選手“だけ”活躍してゴールを決めるというパターンがほとんどだったので、なんか新鮮に感じますね…。







ちなみに今回の記事を書いてる間、W杯の初戦で日本がドイツに逆転勝ちという胸熱展開に。リアルスペイン戦は一体どうなってしまうのやら…?


キャプテン翼 NEXT DREAM」のコーナー 







いやーびっくりしましたね。ビクトリーノの移籍先、確かにぜんぜん明かされていませんでしたが…よりにもよってバルサかよ!翼とチームメイトかよ!いやーこれは全く予想できなかった。だっていままで、そんな大して関わり合いなったでしょこいつら!
まあ、ビクトリーノが衝撃的過ぎてちょっと印象薄いですが、鹿島から直接バルサ行っちゃうペペもなかなか*1


そして今回…ふたを開けたらいつの間にか3人ともめっちゃなじんでる!
まあ、ペペと翼は元から仲いいし、翼もブラジルにいたから、同じ南米選手と打ち解けるのにはそんな時間はかからないのかもしれませんなあ…。

しかしまあ、ビクトリーノとペペという、決してダメってわけじゃないけどFWとしてはちょっともの足りなさを感じる2人が加入という、この絶妙なパワーバランスがいいですよね。
テクモキャプテン翼4のサンパウロっぽさを感じますな…。



次回のNEXT DREAMはPSG対マルセイユ戦がメイン回っぽいので、その辺は次回にまとめて書くことにしましょ。





*1:鹿島からバルサBなら安部裕葵選手が移籍した前例はあるとはいえ

(20221121) 彼岸島 48日後… 第345話「制御室」

彼岸島は「週刊ヤングマガジン」で連載されていた、吸血鬼が住む島彼岸島を訪れた主人公宮本明たちの戦いを描いた、スタイリッシュ丸太アクションホラーギャグ漫画です。


現在は、第3部?に当たる「48日後…」シリーズがはじまりました。
雅(マサ)率いる彼岸島の吸血鬼達が持ち込んだ、吸血鬼ウイルスを媒介した蚊の猛威によって、崩壊した日本。
法も秩序も無い、吸血鬼達が跋扈する荒れ果てたこの地に現れた、片足を引きずり、顔に傷を持つ、左手1本で丸太をぐわしと掴む救世主…。
その名を、宮本明!!



残り2人となった雅の息子を探すため、再び旅に出た明さん一行。新宿歌舞伎町に吸血鬼最大の娯楽場があるとの情報を得ましたが、ちょっと目を離したすきに、その歌舞伎町にユカポンが遊女として売られちまった!!
歌舞伎町の唯一の入り口の桟橋は、5日後にならないと降りてこねェ!それでも親切にしてくれる小春たち遊女仲間のおかげでどうにかやっていけそうだと思ったら…ユカポンは歌舞伎町のボス「舌喰い様」に、人間のスパイと疑われてしまい大ピンチ。しかしすんでのところで勝っちゃんが救出!ここから大逆転を狙う…!!



明さん達が待つ橋を下ろすため、制御室へと走るユカポン・勝っちゃん・小春の3人。もうすぐ制御室だってところで吸血鬼の野郎どもとエンカウント!
小春が処理に手間取ってると、真夏と冬美が援軍に駆け付け、ユカポン達は先に行け!と囮を買って出ます。





「四季のアマゾネス団」…。この辺のネーミングセンスが微妙に悪いのが、なんとも彼岸島らしいェ。


更にはさっきまで五本線の吸血鬼の大男とガチンコバトルを繰り広げていた、百足婆も参戦!!
ン…?ちょっと待て、BBAお前下半身がちぎれてやがるじゃねェか!あの五本線にやられちまったのか?と思いきや…。


百足婆「ハッ、くれてやったよ
あの五本線野郎があまりにもしつけェから、下半身を囮にして逃げてやったぜ!!」






すげェ…。すげェよ百足婆…!たかが人間の小娘ひとりのために、己の下半身まで犠牲にしちまうのかよ…!!
このBBA熱すぎだろ!!
初登場した時は、こんな熱血キャラになるとは全く思わなかったェ…!!

もっとも、セリフが三下過ぎるから、イマイチ偉大さが伝わってねぇですが。



そんなこんなで、とうとう制御室内に入ったユカポンと勝っちゃん。
みんながすぐ外で、ユカポンのために戦ってくれている中、橋を下ろすため、ボタンを適当に押しまくっていると、突然勝っちゃんの口から…。


勝次「なァユカ姉ちゃん、何があったか知らねェけど、吸血鬼の女たちと仲良くなったのか!?
…そっか、あのさユカ姉ちゃん、言いにくいんだけど
明はたぶん街に入ってきたら
容赦なく全員斬り殺すと思うよ」


うわぁー!!そこで勝っちゃんそれ言っちゃうかあ!このタイミングで現実に引き戻しちまうかあ!!
うん、でもこの漫画彼岸島なのよね。こういう所で容赦が無かったりするからねえ…。


ま…まあなあ。外で待ってる明さんたちは事情を全く知らないからなあ。
明さんはただでさえ「吸血鬼は全員殺す(キリッ)」とか言っちゃう人だし、現に兄貴や親友もこの手にかけてるしなあ…。
くしくも、橋が降り始めてきたところで、クソハゲが「吸血鬼どもは皆殺しだ!!」と嬉しそうに叫んでるし…。


とはいえ、このまま明さん達が歌舞伎町に入り込んで百足婆とか普通に頃しちゃったら、下半身まで犠牲にしてユカポン守ってくれたのに、全く報われねぇじゃねェか…!
そんなんなったら、ユカポンが一生人間不信に陥っちゃってもおかしくねぇ…。



この状況を切り抜ける可能性があるとしたら…。ああそうか、ここで小春の実弟である、クソネズミがキーパーソンになっちゃうのか!!
まさかこんなクズキャラが、ストーリーの結末のカギを握る最重要人物になっちまうなんて…。
まったく、遊郭編の先生ェはホント神がかってるェ…!





(20221115) 彼岸島 48日後… 第344話「刺青」

彼岸島は「週刊ヤングマガジン」で連載されていた、吸血鬼が住む島彼岸島を訪れた主人公宮本明たちの戦いを描いた、スタイリッシュ丸太アクションホラーギャグ漫画です。


現在は、第3部?に当たる「48日後…」シリーズがはじまりました。
雅(マサ)率いる彼岸島の吸血鬼達が持ち込んだ、吸血鬼ウイルスを媒介した蚊の猛威によって、崩壊した日本。
法も秩序も無い、吸血鬼達が跋扈する荒れ果てたこの地に現れた、片足を引きずり、顔に傷を持つ、左手1本で丸太をぐわしと掴む救世主…。
その名を、宮本明!!



残り2人となった雅の息子を探すため、再び旅に出た明さん一行。新宿歌舞伎町に吸血鬼最大の娯楽場があるとの情報を得ましたが、ちょっと目を離したすきに、その歌舞伎町にユカポンが遊女として売られちまった!!
歌舞伎町の唯一の入り口の桟橋は、5日後にならないと降りてこねェ!それでも親切にしてくれる小春たち遊女仲間のおかげでどうにかやっていけそうだと思ったら…ユカポンは歌舞伎町のボス「舌喰い様」に、人間のスパイと疑われてしまい大ピンチ。しかしすんでのところで勝っちゃんが救出!ここから大逆転を狙う…!!



ここから逆転するには橋を下ろして明さん達を中に入れるしかねェ!→でも橋の制御室にはカギが掛かっててカギはさっきの五本線デカブツ吸血鬼が持ってやがるぜ!→マジかよじゃあまたアイツの所に戻るしかねェのかよ…、と思っていたら


都合よく五本線デカブツ吸血鬼と百足婆が戦いながらこっちにやってきやがった!何たるご都合主義展開!!


というわけで今週は激しいバトルを繰り広げる百足婆たちが中心。なんか二人とも初登場時より巨大化してね?などというのはやめんか!!


しかし、激しいバトルを繰り広げているうちに、突如「クソッ動きづらい!!着物なんか着てられんわ!!」などと叫びだす百足婆。
これはアレですね、バトル漫画にありがちな“重い衣装を脱いで身軽になる”的なお約束展開ですね。オラワクワクしてきたぞ!


そして、現れたのは筋骨隆々な肉体と…垂れ乳!!


あえてブラジャーやさらしを付けさせず、ババアの垂れ乳をわざわざ出したのは、これは最近ジャンプ+で新連載が始まった漫☆画太郎先生へ敬意を表したということなのでしょう。何たる気配り。感じ入ったよ。


というか、それを見た周りのリアクションがですね…。まあ勝っちゃんは小4らしいリアクションだからまだいいとして





「これも巨乳かっ」って、どういう事なんだよ、ちくしょう!!!



ともかく、動きにくい着物の上半身を破り脱いで、身軽になった百足婆が反撃開始!!対する五本線吸血鬼は、百足婆のおっぱいに飛び込んで動きを封じる!!






ここだけ見ると、五本線吸血鬼がとんでもないババ専に見えちまうェ…。
ママのおっぱいを求めて飛び込んでるように見えちまうじゃないか(困惑)


動けなくなった所で、野郎どもから槍で刺されまくって百足婆大ピンチ…と思いきや、そのまま五本線の腕を抱え込んで動きを封じて

百足婆「小春!!コイツの鍵が欲しいのか!!捕まえてるから今のうちに奪え!!」


ユカポンや小春たちを生き延びらせるため、なんと己を犠牲にして、壁となる百足婆…。
そしてすぐさま状況を理解し、自ら囮となって部下にカギを奪わせるスキを作るキン肉マンソルジャーもびっくりの「なんという冷静で的確な判断力」!!
ちくしょう百足婆、単なるパワーキャラかと思ったら、キレる頭脳も持ち合わせていやがるとは…。こいつやりおる!!


いやあ、最初に百足婆が出てきた時は、こんな熱いBBAの一面が見られるとは想像すらしていなかったなあ…。
これはいい意味で予想を裏切ってくれました。

なんかこのまま死なせるには惜しいキャラになってしまったェ。



そして、鍵を奪った小春たちの目の前には、とうとう橋の制御室が…!
果たしてこのまま橋を下すことができるのか?


しっかし、上でこんだけ騒ぎになってるのに、儀式と称してまったく姿を見せない舌喰い様…。どんだけ無頓着なんだ。
まさかもう先生ェ、舌喰い様の事完全に忘れてるんじゃないでしょうね…?





(20221108) 彼岸島 48日後… 第343話「実験」

彼岸島は「週刊ヤングマガジン」で連載されていた、吸血鬼が住む島彼岸島を訪れた主人公宮本明たちの戦いを描いた、スタイリッシュ丸太アクションホラーギャグ漫画です。


現在は、第3部?に当たる「48日後…」シリーズがはじまりました。
雅(マサ)率いる彼岸島の吸血鬼達が持ち込んだ、吸血鬼ウイルスを媒介した蚊の猛威によって、崩壊した日本。
法も秩序も無い、吸血鬼達が跋扈する荒れ果てたこの地に現れた、片足を引きずり、顔に傷を持つ、左手1本で丸太をぐわしと掴む救世主…。
その名を、宮本明!!



残り2人となった雅の息子を探すため、再び旅に出た明さん一行。新宿歌舞伎町に吸血鬼最大の娯楽場があるとの情報を得ましたが、ちょっと目を離したすきに、その歌舞伎町にユカポンが遊女として売られちまった!!
歌舞伎町の唯一の入り口の桟橋は、5日後にならないと降りてこねェ!それでも親切にしてくれる小春たち遊女仲間のおかげでどうにかやっていけそうだと思ったら…客人として、ハンディ・ハンディ様の野郎が現れやがった…!!小春が死闘の末、何とかカニパンを撃退したものの、その後ユカポンは歌舞伎町のボス「舌喰い様」に、人間のスパイと疑われてしまい…?



今まさに処刑されそうになっていたユカポンでしたが…なんとここで突如勝っちゃんが颯爽と出現!ヒー坊の触手で吸血鬼どもをぶちのめしやがった!!何たる熱い展開!!
でも一体どうやって内部に…?まだ橋は降ろされていないのに…?
冒頭、その理由が回想シーンで明らかになります。概要は大体こうです。

勝っちゃん「なあクソハゲ、ちょっと堀の外から俺を歌舞伎町までぶん投げてくれよぉ」

クソハゲ「ざけんな(゚Д゚)ゴルァ!!この前(凸様凹様戦)より距離あるし、失敗したらお前サンマ邪鬼に喰われちまうだろ! 」

明さん「じゃあどの高さで投げればサンマに喰われずに済むか、実験すりゃよくね?」

明さんが実験台替わりに、吸血鬼の上半身を「ザンッ」して用意し、それをぶん投げるクソハゲ


まあ、どうせ橋下りるまでヒマだからなあ…。とはいえ何ともシュールな光景だェ。
というか実験の為にいちいち吸血鬼を真っ二つにする明さんが、まるでサイコパスみてェだから、ちくしょう!!

最初はサンマ邪鬼にぶん投げた死体が喰われたりしましたが、何度かトライしたら投擲成功!なるほど、2回ぐらい前に出てきてた“路地裏にあった下半身の無い吸血鬼の野郎どもの死体”は、この伏線だったんですね!凄ェ!!



こうして単身乗り込んだ勝っちゃんのおかげで、ユカポンは命拾い。そして吸血鬼どもがヒー坊の触手プレイにビビってるうちに、死体からナイフを奪い取って小春にパス!
百足婆も腕に5本線の入ったデカブツ吸血鬼とロックアップ!ここぞとばかりに大活躍だ!BBAのくせに超かっけェ!

百足婆「ふざけやがって、私を拘束するなどプレイでも百年早いわ」


また名言が生まれてしまった(´・ω・`)


こうして、ユカポン・小春・勝っちゃんの3人はどさくさに紛れて逃亡に成功。こうなったら自分達で橋を下ろして、明さんたちを中に入れちまおうZE!という流れにつながるのでした。


しかしあれですな。明さんを前線に出さないだけで、パワーバランスがうまい具合に作用してて、なんか普通に面白いっすね…。
明さんここに出しちゃったら、吸血鬼の野郎どもも、腕に五本線の入った吸血鬼もあっさりしゅんころしちゃいかねないからなあ。