(20220823) 彼岸島 48日後… 第334話「天狗突き」

彼岸島は「週刊ヤングマガジン」で連載されていた、吸血鬼が住む島彼岸島を訪れた主人公宮本明たちの戦いを描いた、スタイリッシュ丸太アクションホラーギャグ漫画です。


現在は、第3部?に当たる「48日後…」シリーズがはじまりました。
雅(マサ)率いる彼岸島の吸血鬼達が持ち込んだ、吸血鬼ウイルスを媒介した蚊の猛威によって、崩壊した日本。
法も秩序も無い、吸血鬼達が跋扈する荒れ果てたこの地に現れた、片足を引きずり、顔に傷を持つ、左手1本で丸太をぐわしと掴む救世主…。
その名を、宮本明!!



残り2人となった雅の息子を探すため、再び旅に出た明さん一行。たまたま遭遇した吸血鬼たちをボコったら、雅様の顔が描かれた「クソみてェな通貨」と、新宿歌舞伎町に吸血鬼最大の娯楽場があると知り…?とか言ってたら、トイレ行ってる間にユカポンがさらわれちまった!ちくしょう!!



ユカポンを救出するため、捕まえたバーコードハゲ吸血鬼を案内役にして、遂に歌舞伎町に到着した明さん一行…と思いきや、唯一の入り口の橋が突然せりあがって…直立!!なんてこった!これじゃ歌舞伎町の中に入れねェ!!

バーコードハゲ吸血鬼「バカめ!!わざと遠回りして遅らせたんだ!!橋が上がっちまえば入れまい!!
今日から5日間は橋が上がったままだ、ざまァみやがれ!!」


なんて無駄にメタくて説明じみたセリフなんだあ…。
まあ、とっとと明さんが入ってって、とっととユカポン奪還しちゃったら、それはそれで面白く無くなっちゃいますからね。
5日間、ユカポンの遊女生活をじっくり描くための苦肉の策…と思っておきましょう。
「何っ このクソバーコード」とか「俺は愛に生きてやる!!愛の戦士だ!!」といった発言が飛び出すあたり、さすが彼岸島クオリティだなあと思ったェ。


ところで、今週のサブタイは「天狗突き」
なんかすごい技を使う敵でも出てくるのか、それとも、まさかとは思うが、歌舞伎町の客の中に超絶テクニシャンの元AV男優吸血鬼がいて
激しいテクニックと天狗👺突きで、ユカポンがメロメロに堕とされちまったりしちゃうのか…?


なんてことを思ってたんですが…。





!?










天狗って、そういう事かよぉ!!



いやあ、なんだこれは。たまげたなぁ…。こんなもん予想できるわけないだろ、いい加減にしろ!!
面白ェわ、やっぱ先生ェの漫画はホント面白ェわ!

でもこの天狗突き、本編と関係が全くなさそうに見えてしょうがないんですけど…と思わせて、5日間の最後辺りで、ユカポンがこの天狗付きの餌食に…!という展開が、もしかしたらあるのかもと考えたら…ちくしょうヒガン汁がハンパねェ!!