「彼岸島」は「週刊ヤングマガジン」で連載されていた、吸血鬼が住む島「彼岸島」を訪れた主人公宮本明たちの戦いを描いた、スタイリッシュ丸太アクションホラーギャグ漫画です。
現在は、第3部?に当たる「48日後…」シリーズがはじまりました。
雅(マサ)率いる彼岸島の吸血鬼達が持ち込んだ、吸血鬼ウイルスを媒介した蚊の猛威によって、崩壊した日本。
法も秩序も無い、吸血鬼達が跋扈する荒れ果てたこの地に現れた、片足を引きずり、顔に傷を持つ、左手1本で丸太をぐわしと掴む救世主…。
その名を、宮本明!!
【今回の要約】
「宮本篤」と名乗る雅の息子のひとりが居る、日本橋の大賭博場「竹馬街」へ到着した明さん一行。宮本篤をなんとかやり過ごした鮫島たちは、ひとまず明さん達と合流することを優先し、墨族の集落を抜け、次の集落に行く事に。
途中でプリンセス様にバレてしまうものの、力づくで封鎖を突破し逃走。
プリンセス様は無理に追いかけたりはせず、鍵を求めていずれここへ戻ってくるだろうと口にしつつ、優雅に紅茶を飲みながら、ウソをついた船頭をいたぶるのであった。
何はともあれ、次の集落が見えてきた…!!
今週の彼岸島。
— KAJIME (@KAJIME1) 2024年5月13日
ハッ、またもや処●消失の比喩表現か。感じ入ったよ。
竹馬街の船頭さんいい人ばっかりなのになんですぐ氏ぬんや…(´;ω;`)ブワッ pic.twitter.com/505eg2R7N8
今週はなかなかテンポもよく面白かったですな。
荷物に扮したクソハゲが一度はバレそうになるものの、船頭の機転で難を逃れ…と思いきややっぱりバレて
どうするこのままじゃジリ貧…という緊張感を見せつつ
これまたクソハゲの機転で窮地を脱して封鎖を突破。
逃がしたプリンセス様も“敢えて見逃した”と余裕を見せることで、どちらの格も落とさない。…というのは見事だと思いました。
それにしても、逃げられても全く動じずに優雅に茶をたしなむ余裕を見せるプリンセス様は、まさに中ボスの風格。
かえって恐ろしさが際立つというものですな。
これが猿吉とかだったら「ちくしょう逃げられちまった!てめえらのせいだぞ!」などと一人でわめいて部下どもを虐殺しそうだからなあ(´・ω・`)
まあその分、機転を利かせてくれた船頭さんが、犠牲になっちまったんですけどね。
竹馬街の船頭は、どいつもこいつも不憫過ぎるから、ちくしょう!!
明さん達がこの街に来なければ、こいつらも普段通りの生活ができただろうに…。
全く、飛んでもねえ害悪だェ…。
というかネズミのやつ、普通に走れるぐらいまで回復してたんすね…。