(20230926) 彼岸島 48日後… 第378話「製造機」

彼岸島は「週刊ヤングマガジン」で連載されていた、吸血鬼が住む島彼岸島を訪れた主人公宮本明たちの戦いを描いた、スタイリッシュ丸太アクションホラーギャグ漫画です。


現在は、第3部?に当たる「48日後…」シリーズがはじまりました。
雅(マサ)率いる彼岸島の吸血鬼達が持ち込んだ、吸血鬼ウイルスを媒介した蚊の猛威によって、崩壊した日本。
法も秩序も無い、吸血鬼達が跋扈する荒れ果てたこの地に現れた、片足を引きずり、顔に傷を持つ、左手1本で丸太をぐわしと掴む救世主…。
その名を、宮本明!!



残り2人となった雅の息子を探すため、再び旅に出た明さん一行。新宿歌舞伎町に吸血鬼最大の娯楽場があるとの情報を得ましたが、ちょっと目を離したすきに、その歌舞伎町にユカポンが遊女として売られちまった!!
紆余曲折ありながらも明さん達はユカポンを救出。そして歌舞伎町のボス「舌喰い様」が雅を倒すためのワクチンを作っていたことが判明!
ワクチンのありかを問いただすと、「宮本篤」と名乗る雅の息子のひとりが浮かび上がり…って、親方空から国連軍のミサイルが!!
…あとユカポンの魂の説得により、明さんが折れる形で、歌舞伎町でユカポンと仲良くなった小春(ネズミの実姉で吸血鬼)が仲間になりましたとさ。


その辺の吸血鬼どもを襲って食料を略奪、寝床を確保という、山賊まがいの所業をやらかし、小春をドン引きさせた明さん一行ですが、夜寝ていると物音が。
音の方へ行ってみると…ひいいいい、キモイ邪鬼がいる…!!


あーもうこういう(亡者みたいな)ちっちゃいパーツがいっぱいついてるタイプの化け物、大嫌いなんですよ…。
明さん達が昼間ぶっ殺した吸血鬼どもの死体を食っては、その場でうんこぶりぶり出してるし…。
というか今回のサブタイの製造機ってこれかい!まったくなんて下品な漫画なんだ…。



こんな所にいられるか!とビルから逃げて、キモい邪鬼からトンズラすると、逃げた先にいた吸血鬼が小春に声をかけてきて、兄貴らしきアマルガムの情報をポロっと吐いちゃったもんだから、明さんに両腕切断されてさあ大変。

「俺はこう見えて童貞なんだ!!
女を知らねェまま死ぬなんて嫌だ!!
やらせろ、女!!
せめておっぱいを揉ませろ!!
俺が両乳揉みしだいてやる!!」





モブ吸血鬼、魂の叫び。


ここだけ読むと、オフパイを懇願するも、敢え無く断られた陰キャ(童貞)みたいに見えるから、ちくしょう!

しかしまあ、どうして彼岸島の野郎どもは、吸血鬼になるとみんな性に対して思い切りが良すぎるのか。
どっちみち両腕斬られちまってるから、揉みたくって、もうおっぱい揉めないのは、つれぇなあ…。


あとよくよく考えたら、明さんも童貞じゃねェのかよとか突っ込まれそうですけど
まあ明さんの場合、童貞を捨てるってのは、吸血鬼をぶっ殺すって意味合いなところあるから。


…って、X(旧twitter)を覗いたら、先生ェがサムズアップしておられる…!!



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なんて男だ…跪くしかねェ…。



正直、前半に出てきたキモい邪鬼でげんなりした所はありましたが、後半の童貞吸血鬼のおかげで読後感をさっぱりさせるのは、流石オフパイ先生ェ!って思いました。気のせいかもしれねェけど。