(20230916) 彼岸島 48日後… 第377話「山賊」

彼岸島は「週刊ヤングマガジン」で連載されていた、吸血鬼が住む島彼岸島を訪れた主人公宮本明たちの戦いを描いた、スタイリッシュ丸太アクションホラーギャグ漫画です。


現在は、第3部?に当たる「48日後…」シリーズがはじまりました。
雅(マサ)率いる彼岸島の吸血鬼達が持ち込んだ、吸血鬼ウイルスを媒介した蚊の猛威によって、崩壊した日本。
法も秩序も無い、吸血鬼達が跋扈する荒れ果てたこの地に現れた、片足を引きずり、顔に傷を持つ、左手1本で丸太をぐわしと掴む救世主…。
その名を、宮本明!!



残り2人となった雅の息子を探すため、再び旅に出た明さん一行。新宿歌舞伎町に吸血鬼最大の娯楽場があるとの情報を得ましたが、ちょっと目を離したすきに、その歌舞伎町にユカポンが遊女として売られちまった!!
紆余曲折ありながらも明さん達はユカポンを救出。そして歌舞伎町のボス「舌喰い様」が雅を倒すためのワクチンを作っていたことが判明!
ワクチンのありかを問いただすと、「宮本篤」と名乗る雅の息子のひとりであると明かす…って、親方空から国連軍のミサイルが!!
…あとユカポンの魂の説得により、明さんが折れる形で、歌舞伎町でユカポンと仲良くなった小春(ネズミの実姉で吸血鬼)が仲間になりましたとさ。



…というわけで、吸血鬼の小春が仲間になりました。大切な仲間をぶっ殺した明さんをめちゃくちゃ憎んでて、明さんをぶっ頃したくてしょうがないのですが…それ以外の連中とはまあ仲良さげな感じ。弟・ネズミとの姉弟のやり取りは微笑ましさすら感じますな。暴力的だけど。

なーんて言ってたら、何だか腹が減ってきたので…。






完全に山賊の思考だから、ちくしょう!!


こんな恐ろしく物騒極まりない提案に「おっしゃー!!」とか叫んで完全に同意してる勝っちゃんもどうかと思いますが
よくよく考えたら初登場時に、パンツ一丁で母親寝取った吸血鬼を刺し殺してるんだよな、この小4…。


そして例によって吸血鬼たちをやっつけるシーンは省略され、大量の吸血鬼の死体が散乱する中、略奪した食料をむさぼる明さんパーティ…。
絵ヅラにすると相当血なまぐさい光景で、小春さん完全にドン引きしてるぞオイ。

全く、慣れってのは、本当に恐ろしいものだぜ…。



今週はクソハゲが小春に対して「オイ小春やらせろよ」と、かつての性豪設定が復活したり(冗談で言っただけっぽいですけど)、明さんをぶっ殺す気満々だった頃の亮ちゅけが出てきたりと、なんだか懐かしさを感じました。
あと小春が悪夢を見て、真夏と冬美の身体が崩れていくシーンは、久々にホラー漫画らしい一面が垣間見れたェ!