(20210918) 彼岸島 48日後… 第297話「自由の女神」

彼岸島は「週刊ヤングマガジン」で連載されていた、吸血鬼が住む島彼岸島を訪れた主人公宮本明たちの戦いを描いた、スタイリッシュ丸太アクションホラーギャグ漫画です。


現在は、第3部?に当たる「48日後…」シリーズがはじまりました。
雅(マサ)率いる彼岸島の吸血鬼達が持ち込んだ、吸血鬼ウイルスを媒介した蚊の猛威によって、崩壊した日本。
法も秩序も無い、吸血鬼達が跋扈する荒れ果てたこの地に現れた、片足を引きずり、顔に傷を持つ、左手1本で丸太をぐわしと掴む救世主…。
その名を、宮本明!!



雅の息子の1人「蟲の王」を倒したものの、変異した勝っちゃんの左腕は元に戻らぬまま。元に戻すため、そして佐吉のかたき討ちのため、拷問野郎が逃げ込んだという、“血の楽園”へ到着した明さん一行。
無事に血の楽園に入れたものの別行動となったネズミ・ユカポン希・聡の4人は、吸血鬼達によって無理やり働かされている人間達のテントへ。そこで希たちの兄・徹が、周りの人間達から「英雄様」と呼ばれみんなの希望の星となっていた事、そしてそのせいで豹丸に殺された事を知り、希は豹丸を(明さんが)倒し、兄の仇を取ることを誓うのだった。




ユカポンの歌で人間としての誇りを取り戻した人間たちの力を借りて、上級地区へ潜入したネズミ・ユカポン・希・聡の4人。彼らがそこで見たものは…指名手配された勝っちゃんのポスター!
まあ彼らは勝っちゃんと共存してるヒー坊から、クソちゅよい触手が出せる事なんて知りませんから、困惑するのは当然として…。
写真作るの早過ぎィ!


それにしても、こんなショタを堂々と顔出しで指名手配するなんて、まったくなんて容赦のねえヤツらなんだ…と思っちゃいますが、よくよく考えたらこのショタ、触手で何人ものポリ公をぶっ殺してるんですから、そりゃ本気出して当然か(汗)
むしろ豹丸様自ら出てこなかっただけマシなのかもしれません。



その勝っちゃんはポリに追われながらもデパート内に潜伏中。ちょうどおもちゃ売り場に隠れていたみたいですが、そこで衝撃的な光景を目の当たりにする…!












クソ吸血鬼どもめ…あんなバケモノをハンディ・ハンディ様などと崇めて…
血の楽園内でクソみてェな人形作りやがって…。


クソみてェな旗クソみてェなカードキーときて、今度はクソみてェな人形とは。感じ入ったよ(´・ω・`)

それにしても、カニパンが佐吉の身体乗っ取ったのついこの前だった気がするのに、いつの間にか量産体制で人形が作られているというこの事実…。
恐るべき豹丸様の統治能力と決断力…ひいいいいいいいいいい、わけがわからねェ!

おまけにこんな人形が2500円で売られてやがるとか、世も末だからちくしょう!!


というか血の楽園って、当たり前のように通貨が流通してるんすねえ…(´・ω・`)
これまでの彼岸島がずっと物々交換か略奪ばっかりだったから、てっきり北斗の拳みたいなヒャッハー世界観なのかと思ってたェ。



こんなクソみてェな人形を見せられて、個人的にはおなかが痛くなるほど大爆笑したんですが、勝っちゃんとしては当然面白くありません。
「こんな奴を愛でてんのかよこの街の連中は…馬鹿にしやがって…」などと、もう完全にブチ切れモード。
サイヤ人だったら髪が金髪になっちまいそうなほどのブチ切れっぷりで、思わずヒー坊の触手で人形をめった刺しにしちまうほど。
これ勝っちゃんの精神大丈夫なんでしょうかねえ…?



その後屋上まで追い詰められますが、そこでネズミたち4人とバッタリ。勝っちゃんは一気に屋上からダイブ!!
聡は盲目だから、実際にキャッチできるのは残り3人。というかネズミお前男なんだからしっかりキャッチしてやれよ、ちくしょう!


その後みんなで自由の女神まで逃亡。お互いなんかたくましくなったなあとか話し合ってるうちに…ついに明さんと鮫島様も登場!!
なんだか思ったよりメンバー集結するの早かったですねえ。
そういや明さんとクソハゲがなんか濡れてるのは、海にでも飛び込んだのか、それともとりもちで壁登っていっぱい汗かいたからなのか…これもうわかんねェな?



…まあでも今週は完全に「ハンディ・ハンディ様」のクソみてェな人形(2500円)が全部美味しいところを持って行っちまったェ。