(20211206) 彼岸島 48日後… 第306話「性行為」

彼岸島は「週刊ヤングマガジン」で連載されていた、吸血鬼が住む島彼岸島を訪れた主人公宮本明たちの戦いを描いた、スタイリッシュ丸太アクションホラーギャグ漫画です。


現在は、第3部?に当たる「48日後…」シリーズがはじまりました。
雅(マサ)率いる彼岸島の吸血鬼達が持ち込んだ、吸血鬼ウイルスを媒介した蚊の猛威によって、崩壊した日本。
法も秩序も無い、吸血鬼達が跋扈する荒れ果てたこの地に現れた、片足を引きずり、顔に傷を持つ、左手1本で丸太をぐわしと掴む救世主…。
その名を、宮本明!!



雅の息子の1人「蟲の王」を倒したものの、変異した勝っちゃんの左腕は元に戻らぬまま。元に戻すため、そして佐吉のかたき討ちのため、拷問野郎が逃げ込んだという、“血の楽園”へ到着した明さん一行。
無事に内部に潜入できた一行は、血の楽園のボスである“豹丸”と、楽園に逃げ込んだ拷問野郎こと“ハンディ・ハンディ様”を倒すべく、血の楽園の特別区へ向かう…が、中に入るには凸様凹様という2体のアマルガムを倒さないといけねェ!



明さんが絶体絶命の大ピンチに陥っちまったが、勝っちゃんがヒー坊の攻撃で救出!なんとか義手ソードを回収し、いよいよ反撃開始だ…!!









てめェこのクソネズミ!


お前なにが「完全にセックスだよ」だ!!明さん達が命がけで敵と戦ってる時に、何てこと考えてやがる!
お前は何でも性に結び付けちゃう中学生男子かよ、ちくしょう!!



しかもクソネズミの野郎が変な事言っちまったせいなのか、なんか明さんまで「長時間の勃起はもたないんだろう、ここぞというとき以外はそんなに硬くはない」とか言っちまってるし、その後のユカポンの「やばいよ!!合体しちゃう!!」ってセリフまで意味深に聞こえちまう…!


まあとはいえ、最初タイトル「性行為」って単語を見たときは「やべェよ凸様と凹様、戦闘中にセックスしてパワーアップする気満々じゃねェか…!」と誌面を手に取るまでマジでそう思ってましたから、ネズミの単なる感想で終わっただけ、マシかもしれません。



あと、明さんが勝っちゃんを背中におぶってるシーンがとても印象的でしたねえ。「広いなァ明の背中、死んじゃった親父の背中みたいだよ…」っと口にするシーンとか、ジーンと来てしまいますねえ。


なんだか「最後の47日間」で、明さんが隊長を背中におぶってラスボス(雅様)と戦ってたシーンを思い出します。
言い換えれば、戦闘マシーンと化した明さんが、安心して背中を預けられる存在でもあるって事だから…
つまり、現時点での彼岸島の正ヒロインは、勝っちゃんってことに…!


ヒロインが小4のショタってのもどうかとは思いますが…まあでも下半身のないハゲたジジイがヒロインってよりはマシかなあって思えてくるから不思議だェ。




最後は、勝っちゃんとのコンビプレイで(まーたヒー坊酷使してるけど大丈夫なんですかねえ…?)明さんが合体して身動きの取れない凸様凹様を同時に真っ二つ!!
こうして振り返ってみると、結構時間がかかりながらも、何とか倒したぜって感じですが、果たして特別区の中には何が待ち構えているのやら…。


今年中にハンディ・ハンディ様のご尊顔ぐらいは拝めるんですかね…?