(20201003)キャプテン翼 ライジングサン 第112話 奇襲返し!! & 第113話 正々堂々!! & 第114話 突撃

【今回の要約】


マドリッドオリンピック・サッカー男子はいよいよ決勝トーナメントに突入。日本の準々決勝の相手は、Jrユース決勝の相手だったドイツ。
6-5で延長戦後半もあとわずか。三杉のロングフィードを日向が雷獣シュート、さらに新田がこぼれ球をボレーシュートを狙うも、それぞれタイガーボランとミューラーが決死のディフェンス。更にそのこぼれ球を翼と岬がハイスピードトルネードスカイアルファで狙っていくが、今度はカルツが決死のシュートブロック。
しかしこのプレイで動けなくなったカルツを見た翼は、迷わずボールをサイドラインに蹴りだすのだった。


カルツはそのままタンカで運ばれ負傷退場。スタンドからのKY発言に翼がムキになる一幕もありながらも、残り時間はアディショナルタイムの6分。
フェアプレイのお返しにボールを受けた翼にシュナイダーが突っかかり、激しく激突。2人の間で燻ぶってるボールを葵がすくい上げ、空中で岬へのパスに変えるカルツ顔負けの仕事師プレイを披露。まだまだ日本のターンは続く。

その後日向のオーバーヘッドと新田のジャンピングボレーの合体技をミューラーがワンハンドキャッチで防いで、ドイツのカウンター。マーガスの落としたボールをシュナイダーがシュートを狙うが、今度は直前で翼がシュートブロック。翼は残り時間シュナイダーのマンマークについて、これ以上の得点を許さないと宣言するのだった。


…終わらない!!まだ終わらない!!今度はカルツまでもが負傷退場…!!ほんとこの試合は総力戦というか、後先考えてないというか、まるで決勝戦のごとく怪我人が出たり生死の境をさまよったりしますなあ。この後控えてるスペイン戦がショボく感じてしまわないか少々不安になってしまうほど。


負傷退場しようとしているカルツに、シュナイダーが抱きかかえるように語り掛けるシーンもなかなか印象的ですかね。
一部界隈ではこういうのは、シュナカル、とか言うんですかね(汗)
そういやマガジンには奇しくもシュナイダーとカルツの対談記事も載ってるようですし…。その筋のファンの方には、薄い本が厚くなる的な内容だったのではないでしょうか。


あとは観客の心ない発言に翼がムキになるシーンとかは、新鮮というか、人間らしいなって思いました。
(同時掲載の読み切りも、翼の苦悩が描かれててすごく新鮮味がありましたし…やっぱりあいつも一人の人間なんやなって、気持ちになります)
解説コーナーでも語られてますが、確かに翼はレヴィンシュートを全否定するほど、試合での暴力行為は嫌いますからね。
同じバルサの司令塔でも、この辺はリバウールさんとは決定的に違いますね。あいつめっちゃ畜生だからな!
勝戦ではその違いが勝負の分かれ目になったり…(′・ω・`)