「彼岸島」は「週刊ヤングマガジン」で連載されていた、吸血鬼が住む島「彼岸島」を訪れた主人公宮本明たちの戦いを描いた、スタイリッシュ丸太アクションホラーギャグ漫画です。
現在は、第3部?に当たる「48日後…」シリーズがはじまりました。
雅(マサ)率いる彼岸島の吸血鬼達が持ち込んだ、吸血鬼ウイルスを媒介した蚊の猛威によって、崩壊した日本。
法も秩序も無い、吸血鬼達が跋扈する荒れ果てたこの地に現れた、片足を引きずり、顔に傷を持つ、左手1本で丸太をぐわしと掴む救世主…。
その名を、宮本明!!
姑獲鳥(うぶめ)に囚われた勝っちゃんが、東都ドームで行われている武闘大会の賞品にされていると知り、ドームへとやってきた明さん一行。ドームの天井に吊り下げられた檻にいる勝っちゃんを見つけた明さんは、俺が大会に参加し優勝して、勝っちゃんを救出すると言い出して…?
なんてこった!今週で「彼岸島48日後」が連載200回を迎えちまった…!
カラー扉絵では、いままで登場したメインメンバー達が総出演で、みんな丸太を持っているという、嬉しいんだか嬉しくないんだかいまいちわからねェ大サービス!
…とはいえ、ここに描かれてる4分の3ぐらいのやつらは、みんな死んで退場してるんだと思うと、つれェなあ…。
あとどさくさ紛れに、田中さん・新田・ヨネさん・ケンちゃん2号あたりが完全に忘れられているから、ちくしょう!
…何はともあれ連載200回を迎えたのはめでてェ。そのおかげなのか何なのかは分からねェが、今号は一挙2本立て!という豪華な仕様。
まあ、内容的に2話を一回でまとめて感想書いちゃって問題なさそうだから、そうしますか。
…まずは鮫島様が、他のメンバーに、マスクと吸血鬼の血の付いた服(の一部)を渡してますね。
口元と匂いを隠して、これで人間だと周囲の吸血鬼たちにバレずに、試合を観戦できるぜってことなのでしょう。
流石にウ●コまみれの男子トイレに、長時間放置は倫理的にやべェと先生ェも思ったんだろうなあ(′・ω・`)
賢明な判断とは言えますが、しかしこれ、吸血鬼の血の付いた服なんて渡して、感染するヤツとか出たりしませんかねえ…?まあ、ネズミの野郎が感染する分には、一向にかまわねェけど。
こうして無事に変装して、試合を見ることができた一行ですが…闘技場へ戻ってみると、邪鬼・カメレオンが大暴れ。こいつを倒さねェと本選へ進めないのですが、参加者は誰も倒せません。
すると突然、狐のお面をかぶった和服姿の男が、リングイン…!
これみよがしに右手の義手をアピールしてるコマがあったり、「待ってろ勝次すぐに優勝して助け出してやるからな」と言ったりしてるので、まあコイツが明さんで間違いないと思います。こんな服とお面、どっから調達してきたんだというツッコミはさて置いて。
思えば明さんの師匠も、普段は仮面かぶってた事を考えると、師匠リスペクトとも言える訳で、ある意味エモいですな。
で、吸血鬼のギャラリーどもは…コスプレ狐男に大ブーイング。
たぶん吸血鬼はイケメンキャラとかスカしたヤツは基本嫌いなんだろうなあ(雅様はのぞく)。
しかし狐男がカメレオンをあっさりしゅんころしたら、一気に大歓声に変わっちまいます。
てっきりコイツも何週か引っ張るかと思ってたんですが、あっさり終わらせましたねえ。とりあえず下品な邪鬼じゃなくて良かった(′・ω・`)
こうして予選をアッサリ突破した狐男。本選出場を決めた他の出場者が気になりますが、これで狐男が優勝して、お面を取ったら中身が別人だったりしたら…それはそれで面白ェかもしれないなあ。