前回までのあらすじ
“H4Q1”という致死率99.9%を誇る脅威の殺人ウイルスが蔓延する近未来の世界。“NHM”(ノーヘアモンキー)という
マネキンモブ凶暴な肉食獣が跳梁跋扈する華の都・パリで、そのNHMを愛車の鬼龍カー(フェラーリ)で轢き殺したり、銃で射殺したり、パリのレストランで屁をこいたりと、やりたい放題の鬼龍おじさん。そんな鬼龍おじさんはルーブル美術館で、通気口に隠れていたようじょを発見するのでした。
夏休みの密かな楽しみ「デビルズデビル」の第2話っスよ。今回も張り切って感想書くっス。
ちなみに、前回の記事は、こちらっスよ。
●実は感染してた鬼龍おじさん。
シャワーを浴びながら“H4Q1”ウイルスに感染していることを告白する鬼龍おじさん。
「人間はほとんど死滅してるのに、水道とかのライフラインはどうなってるんだよ、えーっ?」という突っ込みは野暮ってもんっスね。
鬼龍おじさんに出来た腫瘍の位置、両手のひら、右わき腹、そして両足の甲。これは、イエス・キリストが磔刑となった際についたとされる傷「聖痕(せいこん)」と同じ箇所ッスね。
まあ、だからどうしたって言われたらそれまでなんスけど、手のひらにあんな腫瘍が出来てるのに、普通に銃握ったり鬼龍カー運転したり、鬼龍ってやつは案外器用だな(′・ω・`)
●“H4Q1”に発症した者は、0.001%の確立でNHMに。
……おや!?マネキンモブの ようすが……!

おめでとう!マネキンモブは ノーヘアモンキーに しんかした!
…って、全然うれしくねえええ(゚Д゚;)
しかし、これで殺人ウイルスとNHMの関連性が明らかになったわけっスね。というかNHMは元人間なのか。ウイルスで人外に豹変とか、ちょっと「彼岸島」チックじゃないっスか。
鬼龍おじさんは、まだ感染しただけで発症はして無いようですが、いずれは死ぬかNHM化しちゃうって事っスね。
もっとも鬼龍おじさんは、高校鉄拳伝でのおとんとのバトルで、本気出したら突然ハゲてたような気がするから、NHM化してもあんまり大差ないかもしれませんが(′・ω・`)
●ようじょとキャッキャウフフタイム。
あれほど人嫌いだったはずなのに、いつの間にか人恋しいと切望してた鬼龍おじさん。マリアという名のようじょと普通に戯れています。傍から見てると「おまわりさんこいつです!」とか通報されかねない感じっスね。
そんな中、鬼龍おじさんに新たな一面が!

「ザ・シンプソンズ」のホーマーみたいなギョロ目といい、鬼龍おじさんもすっかりおとんと同じような表情するようになったッスね。さすが一卵性双生児。
そして、悲しいぐらいアレ過ぎる鬼龍おじさんの画力には、同情を禁じえないっス。
●「うぁぁぁあ ノ…NHMがルーブル美術館を練り歩いてる」
しかし、ようじょとのつかの間のひと時も、突然の侵入者にかき消されます。大量のNHMが美術館に押し寄せてきたのです。
しかも「ふんっ、3mの高圧電線が張り巡らされた柵があるから侵入されずに済む」と思っていたら、ボス猿の巨大NHMが、柵を飛び越えて侵入して来ちゃったじゃないですか、やだー!
それにしてもこのシーンでの鬼龍おじさんは
(ジリリリリという警報に)「なんだあっ」
「3mの柵を軽々と飛び越えたっ なんという身体能力だっ」
「ピラミッド中央から館内に侵入したッ」
ビビりっぱなしじゃないですか鬼龍おじさんwwww
「TOUGH」本編でも闇猿(ダークモンキー)やバトキン兄さんや幽幻死天王の鼬あたりが同じぐらいすごい身体能力を見せてたような気がするんスけどねえ。なんでこんなに驚いてるのやら。
仮にも高校鉄拳伝じゃラスボスだったんですから、この辺はもっとどっしりと構えてて欲しかったっスね。
というか今回…さすがに今回ばっかりは、鬼龍おじさん勝ちますよね?個人的にはそろそろ強くてカッコいい鬼龍おじさんの雄姿が見たいんスけど。ボコボコにされた後「最初から勝負と思っていないから負けたとも思っていない」とか「もう二度と戦いたくないと思わせれば俺の勝ちだ」とか、そういうのは勘弁して欲しいっスね。
●「悲しい過去」
ラストの予告文には「少女に悲しき過去が」とか「悲しき過去を秘めたNHMに…」などと有るんスけど。
また悲しい過去っすかwwww
短期集中連載って事で、3話しかボリュームが無いのに、悲しい過去をいれて来るとは、猿先生のテンプレ展開は全くブレないなー。
まあ、悲しい過去そのものも気になりますが、ここで躊躇無くヤクザを出して来そうなのが猿先生クオリティっスね。猿先生ヤクザ描くの大好きみたいだから。
それにしても、次が最終回のはずなのに、色々と伏線いっぱい詰め込み過ぎで、これどうやって纏めて終わるんだろうって感じなんスけど、どうなんでしょうねえ。
夢オチとか年表オチにしないと収拾つかないんじゃないっスか、これ…。
まあその辺も含めて、来週の猿先生の手腕が楽しみっスね。