(20130802)今週のGOKUSAI Last Art 空波丈の絵(その2)

【GOKUSAIチェックシート】Last Art(8/1)のまとめ


×悲しい過去 ×893 ○マネキンモブ ×えっ ×なにっ ×なんだあっ ×メスブタ ×ピカソ ○PC書き文字 ×グロ


「GOKUSAI」最終回、後半の感想行きますよー。


いきなり時間が105年後に吹っ飛んだりとか、加門がゲイだったとか、色々と衝撃的な展開が盛りだくさんなのですが…。
そんな前半の内容は、こちらから読めるっスよ。



さてさて、105年後のブラック・オークションもいよいよラストの品。


リロちゃん作「千里眼の女」(お値段:200億ユーロ)


どうやらリロちゃんは天心画塾を首席で卒業したようで、その後大成功を収め、売れっ子アーティストになった模様。
リロちゃんの功績のおかげで、天心画塾はプレミアムブランドになったらしいっス…って、リロちゃんsugeeee!


テミス講師の人気投票で、リロちゃんを才能が無い子だと投票したヤツは、本当に人を見る目が無かったって事っスね。


まあ、その割には絵は相変わらずメンヘラ染みてるんスけどね。怖ええよ(((( ;゜Д゜)))




ちなみにリロちゃんは「私はアートと寝た女だから」という理由で、生涯独身を貫いたそうな。
アレだけ立ててたジョーとの恋愛フラグはなんだったのか。



それにしても、リロちゃんの絵の落札価格が200億ユーロってのも、凄いなあ…。
1ユーロを130円と仮定した場合、円に換算すると…な、なんだあっ 2兆6000億円…!!
bB煌が何台買えるんだよ、えーっ!?ってレベルっスね。


もっとも、ひょっとすると105年後の世界では経済がえらい事になっており、ユーロの価値がジンバブエドル並みに急落していたとも考えられますが(汗)



…アレ?ところで、天心画塾で活躍?してた、パヤオゴスゴリラ江留昏子の4人が全く出て来ないんスけど…?どうしたんスかね…?


おいおい、あいつら猿空間行きかよ、えーっ!?
この豪快な使い捨てっぷりは、もはや笑うしか無いっスね。


とはいえ、パワーアートもメカディックも加門も、射殺・エイズ・後追い拳銃自殺と、どいつもこいつもロクな死に方をしてないので、いっそのこと猿空間行きになった方が、幸せなのかもしれないっスね。
リロちゃんだって悲惨な末路だった可能性も否定できませんしね。



そして、天心画塾に付いても種明かしが。
当時の天心画塾を運営してたのがブラック・オークションで、ピエールは当時のTOPだったらしいっス。
この話の流れだと、天心画塾の死神塾長を操ってたのも、ピエールって事になっちゃうんスかね?まあ今更な話ですけど。



ところで、肝心の主人公であるジョーはどうなったのかというと…?


と思ったら、舞台はいきなりパリの寂れた教会に飛びます。
なるほど、ジョーはここで余生を過ごしたとか、そんな設定なのか…。


銀行強盗で警備員・行員3人を殺害 
犯行後仲間4人全員を殺害し………バラバラに解体してミキサーに掛けて挽肉(ミンチ)にした


“虐殺のバッカー”よ…お前の前ではどんな極悪人も可愛い天使に見える

な…なんだあっ!
見事なまでに猿テンプレ全開な凶悪犯罪者が出て来たぞwww


もしかしたら「ううっ、オレは893やサド看守、凶悪犯罪者が描きたいんだあっ」という猿先生の禁断症状が出てきたので、じゃあ最終回ぐらい凶悪犯罪者出しちゃってもいいよね?ということで、コイツを出したのか…!?いくらなんでも唐突過ぎィ!


コイツの即頭部に「FUCK」という文字が書いてあるんスけど、これは「ファック!お前らマネキンモブ(読者)どもがアンケート出さないから、GOKUSAI打ち切られたじゃねぇかよ、えーっ!?」という、猿先生怒りのメッセージとも考えられる。
人生の悲哀を感じますね(′・ω・`)



でまあ、この凶悪犯罪者さんは、たまたま逃げ込んだこの教会に飾ってあった白塗りの絵を見て、なぜか分かりませんが自首したくてたまらねえよコンチクショウ!状態になったみたいっス。
でもコイツ、すっかり反省している様子の割には、拳銃は持ったままなんだよなぁ…。取り上げろよ刑事のオッサンwww


そこへ現れた教会のマネキンモブ神父さんいわく「この絵は100年ぐらい前に描かれたものらしーけど、いつ誰が描いてどうしてここに持ち込まれたのか、その辺は知らね」ということですが…これはどう見ても、ジョーの描いた「アポトーシス・アート」。


このやり取りから推測する限りだと、どうやらジョーはみんなと違って、成功を収めることは出来なかったみたいっスね。


第1話じゃ「死んでから評価されるんじゃなく、生きてるうちにトラックいっぱいに金を稼ぐアーティストになるんだ」と豪語してたのに…。
やっぱり天心画塾を途中でリタイアしたのがいけなかったんスかねえ。




最後は神父さんが「あなたには見えませんか?」と語りかけた後、ジョーの白い絵のどアップで、終わり。


うーん、なかなか考えさせられる終わり方っスね。


ちなみに「何が見えるかなー?」ジョーの描いた絵を凝視してみたところ…うーん。2・3人のマネキンモブみたいな人影が見えるっスよ。
神父っぽい人と、モヒカンと…って



裏のページが透けてるだけじゃないか(呆れ)



これも見越してオチにしているのだったら、やっぱ天才っスね、猿先生は。



まあでも、せっかく105年も時が経過してるんスから、いっその事、某「Devil’s Devil(デビルズデビル)」みたいに


「人類は死滅し、地球はNHM(ノーヘアモンキー)に支配されていた!」



ルーブル美術館になぜか飾られている、ジョーアポトーシス・アート。



他の芸術品は次々と破壊される中、何故かジョーの絵の周囲にはたくさんのNHMが集まっており、ジョーの絵を見て号泣!



芸術なんかが分かるはずも無い化け物・NHMの心すら動かす「ジョーの画力ってすげー!」的な〆でFin。

うん。こんなオチでも良かったんじゃないっスかね。
これなら、ドサクサ紛れに気のいいおじさんも出せるっスよ。一石二鳥っスね。



まあ、猿先生の漫画がYJで読めなくなるのは寂しいっスけど、GJに「ロックアップ」とかあることですし、来週からはYJのシリアスな笑い枠の最先鋒として「イノサン」に頑張ってもらいたいっスね。



【今週のテンプレ台詞集】


「私はアートと寝た女だから」


銀行強盗で警備員・行員3人を殺害 犯行後仲間4人全員を殺害し………バラバラに解体してミキサーに掛けて挽肉(ミンチ)にした


“虐殺のバッカー”よ…お前の前ではどんな極悪人も可愛い天使に見える