(20101210)今週の「華と修羅」 第二十五話 「夜会再び」

扉絵キャッチコピー
「水面に映るは、己が苦悩ばかり。」

柱文
「美彦の暴走を利用し、百合子の心を掴んだ新…。」
「男を見せろ!」

美彦(ほっこり兄さん)の作戦によって、百合子が慎太郎の目の前でさらわれました。全ては百合子のピンチに颯爽と登場してイメージアップ!を目論んだほっこり兄さんの壮大な計画だったのですが…計画を事前に察知した新(新便器)が百合子を救出!!美味しい所をぜーんぶ持っていってしまいました。

次期当主争いで、ただでさえ有利だった新便器が更に有利になり、もはや手がつけられない状況に…。一方の慎太郎は、新便器の策略によって百合子との仲を引き裂かれ、慎太郎に疑惑の炎を灯らせた百合子は、慎太郎の言い分を聞こうともしてくれない状態に。さて果てどうなることやら。



 百合子に対し、どうか話を聞いて欲しいと何度も迫り、誤解を解こうとする慎太郎。しかし百合子からは「お前真智子とか言う糞ビッチと寝たんだろ(゚Д゚)ゴルァ!」と言われ、まったく取り合ってくれません。

挙句の果てには新便器から「何と?真智子と慎太郎が?」などとわざとらしく茶化される始末。へー良かったジャンおめでとうと言わんばかりの表情が何かわざとらしくていい味出してます。



それにしても百合子の反応は、冷た過ぎにも程があります。ちょっと前まで倉庫でAまでしてた仲とはとても思えない冷遇っぷりです。

しかも。自分の行動や言動のせいで嫌われたのならともかく、自分に非が有る所も見当たらず、自分の預かり知らないところで勝手に煙が立って、勝手に誤解され、嫌われてるわけですから、あまりに理不尽。慎太郎が納得がいかないのも無理のない話です。


とは言え百合子はまともに取りあってもくれないので、こりゃどうしたモンかとしょんぼりしながら、水面に映る百合子の笑顔(コピー)を眺めていると、真知子たんが声をかけてきました。慎太郎の帰りが遅いので心配して探し回ってた模様です。


とりあえず、百合子が自分と真智子たんが男女の関係にあり、しかも真智子たんがそれを認めたと言いだしてる事を説明すると…。

真智子「お嬢様がそのような!?
私の存在がお二人の障害になるなぞ…申し訳なさに胸が潰れる思いで御座います
誓って私は何も!


真智子たんはこんな事言ってますけど、裏では、互いの利害が一致していることから、新便器の策略に思いっきり荷担しているんですけど。でも、そんな事は慎太郎は知るよしも有りません。


ところが慎太郎は、そんな真智子たんを全く疑っていない様子でして…。

慎太郎「案ずるな、私が真智子を疑うはずがなかろう
真智子を疑うようなら、もう誰も信じられないではないか
どのような時もお前は私の側にいて励まし支えてくれたではないか
だからこそ私はお前を絶対に疑わない
真智子だけは信じたいのだ
でなければ唐房家にて、あの魔窟において誰を信じればよい!
一人もおらんではないか!!」


慎太郎にとって、真智子たんは妹のような存在。ゆえに「俺の妹かこんなに悪どいわけがない!」わけですが…ここまで堂々と言っちゃうのも、逆に凄いなあ。お目出度すぎて。


しかし悲しいかな。慎太郎のそんな願い虚しく、目の前の真智子たんは、既に新便器の手先として、どっぷりと汚れ切っているのです。

どこまでも自分を信じてくれた慎太郎を裏切りまくった自分を激しく恥じ、己の過ちに気付く真智子たんは…思わず橋からダイブ!!


慎太郎はとっさに真智子たんをつかんで橋の方に放り投げて、惨劇を防いだのでした。








なんか勢いで誤魔化してるっぽいけど、この一連の流れのシーン、かなり無理があるんじゃなイカ?
落下してる真智子たんを掴んで、そのままバックドロップとか…慎太郎、相当に怪力過ぎだwww


そしてついに観念した真智子たんは、自分が新便器の妾である事を慎太郎に白状するのでした。慎太郎は頭を抱えて「そんな馬鹿なああ!」と狼狽します。ああ、現実は非情過ぎる…。


うーん。一時期はヤンデレの暗黒面に堕ちた真智子たんでしたが、そんな真智子たんも非情には徹し切れなかったって事なのか。やはり言葉様には遠く及ばないなあ。



さて次の日の夜、新便器と百合子はある夜会に参加し、大衆の前で優雅なダンスを披露します。

モブA「本当にあの2人は目立つこと…気づけばつい目で追ってしまいます」
モブB「踊りもさることながら、お2人の体躯が素晴らしい、あの足の長さときたら!」

美彦(ふん、あの程度のダンス、私が練習すればすぐ超えるさ)


…あ、いたんだ。ほっこり兄さん。


しかし「俺がちょっと本気出せばあの程度のダンス…」なんて発言を、やりもしないで言っちゃってるあたり、ジェラシー丸出しで、どうもいけませんな。
思わず海老蔵みたいな事言ってんじゃねー!!」とツッコミたくなります。


しかしこのダンス発言。逆に考えると、これはもしかして覚醒フラグなんじゃね?って気もしてきます。
ダンスの特訓をする事で、太っちょボディから聖也さん張りのムキムキボディへ変身!性格も豹変し、本格的に覚醒なさるおつもりなのかもしれませんよ!?wktkしますな。



さて、ダンスを踊り終えると、新便器は百合子の前でひざまづいて、突然百合子にプロポーズ!!いったいった、新便器がいったー!!

新「悔しいが私の負けだ!私にとって女性はあなた一人だけ!
どうか、どうか私の妻に!
承諾していただけるのなら、この手にキスを!
承諾しかねるなら、この手を払ってください!
さあ、みなの前で審判を!」


うーん。なんか新便器にしては、拍子抜けするぐらい、マトモなプロポーズですねえ。

「夜王」の肉便器こと、霧崎京一郎さんの





「麻美…お前さえよければ
俺の生涯の肉便器にしてやってもいいぞ…いや、なれ!」



とか、「ノノノノ」の皇帝アナルショップ先輩こと、尻屋潔さんの





「君は ものすごくぼくの好みです 妊娠してください」


ぐらいの、インパクト満点なプロポーズをして欲しかったのですが(′・ω・`)



まあそれはともかく、新便器視点で百合子に手を差し伸べているコマが、3コマ連続コピーされているのが地味にジワジワ来ます。


百合子は慎太郎の事を考えているだけでもう疲れちゃうほど疲弊しきってて、だったらいっその事新便器とケコーンして、この苦しみから解放されたい…と思っちゃうほど追いつめられておりました。


この勢いだと本当にプロポーズを受けちゃいそうな雰囲気です。
そんな、まんざらでも無さそうな百合子の表情を読み取った新便器は…。

新(ようこそ百合子すぐに二階で組み伏せてやろう!


やる気満々過ぎるだろ新便器wwwww


百合子がOKサインを出そうもんなら、即行2階の寝室に連れ込んで、服脱いで「ビィーン!」して「リュッ リュッ リュッ」するつもりのようです。なんというエロ紳士。



しかし最後の最後で、突然慎太郎が夜会に乱入し「茶番はそこまで!兄上、観念していただきます!」などと「ちょっと待った!!」コール!!


果たして百合子がなびくのは、新便器かそれとも慎太郎か、どっちなのかー!?





…あ、ほっこり兄さんがいたの忘れてたwwwww