(20100122)今週の夜王 第334話「聖也の覚悟」

 大阪ミナミで繰り広げられる、遼介率いるロミオ2号店、MR.オラオラこと柳直夜率いる「ヴィクセス」と、九州に渡り、いつの間にやら西日本のほぼ全てを掌握するまでの存在に膨れ上がった、聖也さん率いる「スコーピオン」とで、店の生き残りを賭けた月末1週間の売り上げ対決もいよいよ最終日弊店の凝り1時間前。依然としてスコーピオンがリードを保ったままでしたが、ここでヴィクセスで、突如現れた美木谷社長が、1本2000万円もする“ドンペリのダイアナ”を注文!!そしてスコーピオンには「ブルーナイトの赤城達也」(モミアゲ)と、「ダンディクラブの沢村慎吾」(ダンディ)の、「四天王の二人」略して「二天王」自分達の太客を引き連れて、まさかのスコーピオン来店!!



聖也さんを中心にモミアゲとダンディが加わり、久しぶりに四天王の3人が揃いぶみ。のっけからなんとも豪華なひとコマです。
ここで右上にドンファンの一ノ瀬優(黒幕)の写真でもちっちゃく描いておけば完璧だったのに…卒業アルバムを欠席した生徒みたいな感じで(w


あと、ダンディがリシャール5本を注文してるポーズがガチョーン」のポーズそのまんまで盛大に吹いた。



しかし、聖也さんが勝っちゃうと、もれなく菱和会5代目から、ヤクザのへ道を強制されちゃいます。その事を沙耶から聞かされていた光は「聖也さんがヤクザ?そんなのダメだ!!」と、何とかして負けさせたい気持ちでいっぱいです。
という訳で、どさくさに紛れて、二天王の席の会計用紙をポケットに仕舞い込んで、売り上げを無かったことにしようと目論見ますが、スコーピオン博多中州店店長・龍弥にバレてしまいます。


「HA・NA・SE!!俺は聖也さんの為にしてるんDA!」と揉め始める2人ですが、ここで沙耶が登場!自分の発言で光を混乱させたことを謝った後、改めて聖也さんに勝ってくれYO!と、懇願。すると聖也さんは…。


「沙耶…頼まれなくても、もちろん俺は勝つ…。
この際ハッキリとTVの前で俺の考えを言っておこう
俺はホストで名を成していく!
日本一、いや世界一のホストになり、果ては夜王となる男だ!!
その野望に協力する者には感謝の念を!
邪魔する者は…邪魔する者はどんな大物だろうと飲み込んでやる!
俺が進む道を他人には決めさせない
俺以外に決められはしないのだ!!」


生放送のカメラの前で、この番組を見ている視聴者、及び5代目に向けて、高らかに自己主張する聖也さんが最高にカコ(・∀・)イイ!!

でもカメラが近すぎて顔がどアップ過ぎですよ聖也さん!!そこのカメラマン自重しろwwww



そして今まで聖也さんを影から応援してた沙耶でしたが、ここでついに表舞台に立ちます。なんといきなり、ヘネシー“エリプス”という、ホストクラブの販売価格3000万円にも相当する(ホストクラブ的に)超助かる酒を注文!!

1本2000万とか3000万の酒で決まるなら、今までの一週間は何だったんだYO? というツッコミはさて置いて、これで再びスコーピオンがトップに立ちました。


チェックメイトだ、遼介!!柳直夜!!」


椅子にふんぞり返ってる聖也さんですが、ちょうど股間部分に左曲がりのヘネシーエリプスが重なってて、なんだか凄く卑猥です(;´Д`)ハァハァ。



しかし、先週「ドンペリダイアナ?それがどうした!?」などとカッコ良く登場した二天王ですが、リシャールやドンペリゴールドをバンバン注文して、売上に貢献したはずなのに、光に売上をもみ消されそうになるわ、挙句の果てには後からやってきた沙耶が、3000万円のヘネシーエリプスを注文しちゃったモンだから…なんだか一気に影が薄くなっちゃったぞ二天王!!


結果論ではありますが、ぶっちゃけコイツ等、出てくる必要性まったく無かったよね…。面目丸つぶれで(´・ω・) カワイソス。


あと、ダンディが沙耶から挨拶された時「歌舞伎町では俺達にも良くして頂いて…」などとおべっかを使ってますが、お前らは沙耶がヤクザの娘だと知って「聖也の命が危(ヤバ)い!!」って言って(((( ;゜Д゜)))ガクガクブルブルしてただけじゃないか(単行本7巻参照)!!全然世話になんかなってねえええええ。



さて、残り時間は20分。もはやスコーピオンの完全勝利は誰の目にも明らか。5代目も「…フ!」と満足げな表情で、テレビのスイッチをOFF。聖也さんの勝利を確信したご様子です。
ここからロミオが逆転するには、もはや美憂(キンタマ女)率いるキタのホステス達がやって来て、バンバン高い酒を注文してくれるぐらいしか無さそうです。



そのキンタマ女達ですが…大量のタクシーでミナミに押し寄せてきています。なんという総動員体制。
特に最終ページ、一列に並んだタクシーから降りてくるホステス達のコピー群は、まさにコピー芸術の極みというヤツで、一見の価値アリ。


しっかしこれじゃ…まるで珍走団の集会みたいじゃないか(w まあとにかく、つづく。