(20100205)今週の夜王 第336話「遼介の夢」

 大阪ミナミで繰り広げられる、遼介率いるロミオ2号店、MR.オラオラこと柳直夜率いる「ヴィクセス」と、九州に渡り、いつの間にやら西日本のほぼ全てを掌握するまでの存在に膨れ上がった、聖也さん率いる「スコーピオン」とで、店の生き残りを賭けた月末1週間の売り上げ対決もいよいよ最終日弊店残り30分前。ヴィクセスでは美木谷社長が、1本2000万円もする“ドンペリのダイアナ”を注文すれば、スコーピオンでは「ブルーナイトの赤城達也」(モミアゲ)と、「ダンディクラブの沢村慎吾」(ダンディ)の、「四天王の二人」略して「二天王」が自分達の太客を引き連れ来店し、 さらには沙耶が1本3000万円もする「ヘネシーエリプス」を注文…!!窮地に立たされるロミオですが、その時ついに美憂(キンタマ女)率いるキタのホステス達が動き出した!!果たして彼女達が向かう店とは…?


終了時間残り僅かのタイミングで、ロミオ・ヴィクセス両店のドアが開く!!ヴィクセスには…キンタマ女の姿が!!キンタマ女はヴィクセスを選んだのです。ところが…。


「財布持ってきてないんや…せやから今一文無しや…
ここでカクテル一杯頼む金もあらへん…それでも店に入れてくれるか…?」


これでは勝利に結びつかない…しかしそれでも直夜はキンタマ女の手を取り、快く店へ入れてくれたのでした。

まあ、なるほど。勝利を得ることは出来なかったけれども、兄妹の絆という、何ものにも変え難いものを替わりに手に入れた…というオチか。試合に負けて勝負に勝った、みたいな。
まあ、直夜とキンタマ女(と真壁)はそれでもいいんでしょうけど、負けたら閉店→失業コースであるヴィクセスのホスト・従業員達や、直夜の勝利を信じて金を貢いだ女性客からしてみれば、これはたまったもんじゃありません。「ちょwwwww無銭飲食すんなよこのキンタマwwww」などと逆恨みしても不思議じゃない…ですよねぇ?そもそもこの二人が兄妹だって知らない人も多いだろうし。



 でもって、残りのキタのホステス達は、ロミオにまとめて来ていました。キンタマ女は姿を見せない替わりに、自らのサイフをホステス達に預けて「好きに使え(゚Д゚)ゴルァ!」という腹積もりのようです。

とはいえ残り時間はあと僅か、今更リシャールをみんなで頼んだって、焼け石に水。するとここで修さんが「5000万円の酒あるYO!!」と言い出します。その額、元値の実に10倍!!ここまでくると、明らかにボッタクリバーレベルでの吹っかけですが、もう聖也さんに勝つにはそのくらいしなきゃ無理です。


でもこんな大金タダじゃ出せないからお前の夢語れや(゚Д゚)ゴルァ!と言われたので、遼介はここで「俺は夜王になるんだー」と叫んだら、何故か合格。というわけで、5000万円もする超助かるお酒「コニャック・“ペルフェクション”」を召還!!…って、なんだか酒の値段を攻撃力に置き換えたら、まんま遊戯王丸出しのノリだなあ。いいのかこれって(w



そしてラストでこのまま試合終了という流れに。まあでもこのまま素直に終わったりはしないんだろうなあ。琴岡聖二フラグもある事だし。