(20091211)今週の夜王 第330話「1本のリシャール」

 大阪ミナミで繰り広げられる、遼介率いるロミオ2号店、MR.オラオラこと柳直夜率いる「ヴィクセス」と、九州に渡り、いつの間にやら西日本のほぼ全てを掌握するまでの存在に膨れ上がった、聖也さん率いる「スコーピオン」とで、店の生き残りを賭けた月末1週間の売り上げ対決もいよいよ終盤。無敵のアイテム“聖也リスト”を手にして本気モードの聖也さんが圧倒的パワーを見せつけます。ところがそんな裏で、3店を陥れて大阪の夜王の座を目論む謎の集団が、ついに最終日に動き出す…!!



ここ数週は大人しめだった夜王ですが、今週は久しぶりに夜王クオリティを見せ付けられた気がします。
しょっぱなの、扉絵に書かれている


「この液体には魔力がある。

クリスタルの中の琥珀色の輝きに、
男も女も酔わずにはいられない――。」


という文章も、実に意味不明でGJ!!



ロミオ・ヴィクセス・スコーピオンの三つ巴対決のスキをついて、裏で暗躍する第4の勢力。その手先としてロミオに潜入しているホスト・英司は、こっそりロミオのワインセラーに忍びこんで、リシャールに怪しげな粉薬を混入!!そのリシャールが遼介のいる麻美や瞳さん達の席に回ってきたモンだから、影でwktkしながらほくそ笑んでいます。


「なぁに…命に別状はあらへん…ただし即効性は抜群!
酒と一緒に飲んだら面白いことになるで!!」


いったい何を投与したのか凄ェ気になりますが、ところが遼介たちがリシャールに口を付けても、何の変化も無し。(・3・)アルェー?なんでかな〜?と思ってワインセラーに戻ってリシャールを調べていると、遼介と修さんがやってきて「何してんだ(゚Д゚)ゴルァ!」と言われちまいます。


そして、ここでまさかの元探偵ホスト・聖二の再登場!!英司が今まさにリシャールにクスリを入れてる写真をつきつけ、言い逃れができないように追い詰めます。いつの間に撮ったんだよ、そんな写などと突っ込んではいけません。


結局英司はリシャールを持ったまま逃走。元探偵の聖二は奴の事は任せてください、遼介達は店に専念してくださいと言って、後を追いかけます。


「琴岡聖二、男のプライドに賭けて
この騒ぎの黒幕を突き止めてみせます!! 」





なぜ不自然にフルネームを言うwwwww


しかも、あれだけ首を後ろに向けながらダッシュをし、なおかつあれだけの長セリフをのたまうとは、さすが元探偵・琴岡聖二! 並みの手練じゃありません。



こうして、琴岡聖二のおかげでピンチを免れた遼介たち。二人は安心して接客に戻るのですが、その後タクマがワインセラーであるものを発見し、驚愕の表情を浮かべています。


「こ……この酒は!!」


まさかの酒フラグ回収キタ━━(゚∀゚)━━━ !!!!!


一体どんな酒が眠っていたと言うのでしょうか。きっとこの勝負をひっくり返すほどのものすごい酒なのは間違い無いんでしょうが…想像すらつきません。


まあほぼ間違いなく「あったよ、○○が!」「凄ェ!」「でかした!」「この酒超助かる!!」「やっぱり○○は頼りになるな!」「ひれ伏せ!ひれ伏すがいい!」 みたいな展開になるに100琴岡聖二。