大阪ミナミで繰り広げられる、遼介率いるロミオ2号店、MR.オラオラこと柳直夜率いる「ヴィクセス」と、九州に渡り、いつの間にやら西日本のほぼ全てを掌握するまでの存在に膨れ上がった、聖也さん率いる「スコーピオン」とで、店の生き残りを賭けた月末1週間の売り上げ対決もいよいよ終盤。無敵のアイテム“聖也リスト”を手にして本気モードの聖也さんが圧倒的パワーを見せつけます。ロミオ2号店も、翼(イカロス翼)や卓也(ヤムチャ)らロミオの精鋭ホスト達が、東京から女性客を引き連れて緊急加勢するものの、聖也さんの前には焼け石に水。最終日を前にロミオの部下ホスト達はすっかりやる気をなくしてしまいますが、遼介は「俺はこの勝負に負けたらロミオを、ホストをやめるぞー!!」と、どっかのDIOさんみたいに宣言しちゃうのでした。
スコーピオン店内。圧倒的な大差にも全く油断しない聖也さんの前に、「その通りだ聖也!!」などと言いながら、一人の人物が現れます。そいつは…。
五代目キタ━━(゚∀゚)━━━ !!!!!
菱和会五代目(関西最大の暴力団のボスで、沙耶の父親)がここで登場!!舞台が大阪なだけに、いつかは出てくるとは思ってましたが、ここで出すとは、心憎い演出です。
しかし、五代目が相変わらずのコピー顔で安心した。
あと、菱和会が「関西最大の暴力団」から、いつの間にか「日本最大の暴力団」に格上げされてますな。口調が全然関西弁じゃなくなってるのも、そのせいなのかもしれません。
スコーピオンが大躍進したのは、聖也さんのバックに五代目がいたから…。
それを知った光は、もしかしたら聖也さんが、そのうちヤクザになっちまうんじゃ無いかと危惧します。
「…お、俺達は…スコーピオンのホスト達は…
ホストの聖也さんについてきたんだ…ヤクザじゃねえっ!」
おおっと、光にまさかの離反フラグが立ちましたよ。コイツは面白くなりそうだ。
うーん。良く考えたら聖也さんの母ちゃんである小百合さんは、自分がヤクザの組長と再婚する事になった際、息子がヤクザの子になるのを嫌って、わざわざ籍を抜いて祖母の家に預けたぐらいですし、そんな聖也さんがヤクザ入りするとなったら、小百合さんは猛反対するでしょう。親孝行すると決めた聖也さんが、再び母親を悲しませる目に遭わせるとは思えないし…。
したがって、聖也さんが本気でヤクザにクラスチェンジすることは多分ない…と思いますが「聖也さんがヤクザ入り?そんなのダメだ!!」などと、疑惑の炎が灯った光が反乱を起こす可能性はありそう。
そういえば光はよく出てきますけど、北斗と翔は全然出て来なくなっちゃいましたねえ。井上先生が彼らのコピー素材を紛失したのか?
一方、直夜は母ちゃんのお墓の前で、美憂(キンタマ女)に電話して、勝ったら会ってくれへんか?とか言ってました。まあそれ自体は別にどうでもいいんですが、バイクを運転する直夜のゴーグルから溢れる涙が不自然すぎて吹いた。
あと、数馬(真壁)のライダースーツ姿が、実に似合ってないなー(w
そして、結局遼介は最終日になっても、全くの無策でした。でもどうせこの後、ラッキーマンパワーで勝っちゃうんだろうなあと考えると、一生懸命頑張っている聖也さんや直夜があまりにも気の毒に思えてきます。
彼らにとっちゃ、これほど馬鹿らしいことってないでしょうしねえ。俺達の努力は一体何だったんだYO!?というふうに。
なお、先週遼介が「負けたらロミオとホストを辞める」発言を聞いてビックリしてた修さんが今週になって「俺も昨夜オーナーと話して、負けたらロミオを退店することにしたYO!」などと口にしています。
なんかいかにも、今その場で遼介に口裏を合わせてるのがバレバレなんですが、その一方で
「ア、アンタがそこまで言うんだったら、私も一緒に辞めてあげるわよ!!
べ、別にアンタが可哀想だからってワケじゃないんだからねッ!!」
みたいな感じで遼介に同調してるところに、激しいツンデレを垣間見た気がします。修さん可愛いよ修さん。
まあ、そんなわけで、つづく。