オーナーからロミオ2号店の店長を要請された遼介は、2号店の場所を大阪ミナミでやりたいと宣言。一緒に修さんも大阪に行く事となりますが、その大阪では今までのように上手くはいかず…。 そんな矢先、変なババアが「(お前らのところの剣星が)ウチの店の金盗んだんや!!」などと言いがかりを付けてきました。背信行為をして来た剣星を最後まで信じ続ける遼介は、敢えて盗んだ金を立て替えてやるべく、ババアの店を訪れ金を支払いますが、そこへ「その金、渡す必要はないですよ遼介さん!!」と剣星が登場!!編集の煽りじゃ「待ってたぞ!!」って書かれていますけど…いや、誰も待ってなんかねぇから!!
「全ては狂言だったんです!!」
突然現れた剣星を目にして、ババアは剣星を突き飛ばして逃走(走ってるコマが妙に笑える)。
「どう言う事だか説明しろ(゚Д゚)ゴルァ!」と迫る遼介に感謝の気持ちを述べつつも「俺は俺なりのやり方でけじめを付けます!」と、今度は遼介を突き飛ばして逃走。
何だかお前ら突き飛ばしてばっかりだなあ(′・ω・`)
ところが、剣星が店を出たところで修さんが待ち構えていました。修さんは特に語る訳でも無く、ジーっと剣星に強烈なガンを飛ばす!!
この時の修さんの眼光が恐ろしいほどに鋭すぎます。コレには思わず剣星も「そ、そんな目で見ないで下さい!!」とビビっちゃうほど。怖ええよ修さん(((( ;゜Д゜)))ガクガクブルブル
結局修さんをも振り切った剣星は、ババアを追ってヴィクセスへ。イスにふんぞり返ってる数馬(真壁)に、金(ババアが遼介からパクった200万円)を返して下さい!と懇願するも、結局は見事に返り討ち。
顔面までもフルボッコにされてロミオに戻ってきた剣星は、遼介に200万を取り返せなかったことを詫びると同時に、自分は元々はヴィクセスのホストであり、命令でロミオを陥れるためにやって来たスパイである事をみんなの前でカミングアウト。それを聞いたロミオのホスト達はブチ切れますが、遼介はそれを制して剣星に優しく語りかけます。
「金なんてどうでもいいんだ
お前がこうしてロミオに戻ってきてくれれば、それでいい
お前はもうロミオの人間だろ!
だからヴィクセスの連中にやられてでもロミオに戻って来たんだろ
ヴィクセスはお前を失ったんだ そっちの方がマイナスだってことを
お前がロミオで証明してくれれば…200万なんて安いもんさ」
うーん…。今までの遼介はやれラッキーマンだのと色々と揶揄してきましたが、このシーンの遼介に限っては、今までのアホっ振りが帳消しになるくらいカッコいい…!!
自分を陥れようとしていた奴に対して、ここまでデカい器を見せるとは…思わずウルっと来ちゃったじゃないか。こういう展開、ベタだけど悪くないです。
こんな事言われたらまさに部下冥利に尽きるもの、そりゃ剣星だって感涙して遼介に抱きついちゃうモンです。
でも、剣星の号泣してる擬音が「ぶわ〜っ!!」はねえよwww
あれじゃ完全にギャグです。不自然過ぎにも程があるぜ井上先生!!
この遼介の器のデカさに感かされ、ロミオの他のホストたちも剣星を許し、快く仲間として迎え入れるのでした。うーん。いい話だぜ。
するとここでヒデとカズが、ある提案を口にします。
「さて…ほな剣星の復帰祝いをすっか」
「そやな、酒は傷口に染みるやろけど、無理矢理でも飲ます
それでこの件は終わりや、それでええやろ、みんな?」
一見すると、「コイツ等剣星に酷い目に遭わされたのにイイ奴だなあ」となっちゃう所ですが…ちょっと待て。剣星は真壁達にフルボッコにされて顔面は血だらけなんだぞ。そんな奴に酒を飲ませたら…血が止まんなくなっちまうじゃないか!!
コイツ等、優しく振舞うフリをして、剣星にトドメさそうとしてやがる…。
とくに「無理矢理でも飲ます」とか口にしてるあたり、完全に確信犯。
マジで外道!!やっぱりコイツ等クビにすべきだろ(w
そう考えちゃうと、直後のコマで剣星が「みんな…」と号泣してるシーンや、タクマが(カズとヒデ…短期間で見違えるように成長しよった)と感心してるシーンが、まったく別の意味に受け取れちゃうから不思議ですね(′・ω・`)
その後修さんは修派を解散させて、ロミオを元の一枚岩に戻し、一方では真壁が「もう手加減はしねえぜ!!」とロミオと遼介に対抗心をメラメラと燃やしていたのでした。
しかし最後のページの最後のコマの真壁のツラ…どこのお爺ちゃんだ(w とても直夜より下っ端には見えませんぜー。つづく。