大阪ミナミで繰り広げられる、遼介率いるロミオ2号店、MR.オラオラこと柳直夜率いる「ヴィクセス」と、九州に渡り、いつの間にやら西日本のほぼ全てを掌握するまでの存在に膨れ上がった、聖也さん率いる「スコーピオン」とで、店の生き残りを賭けた月末1週間の売り上げ対決が幕を開けました。
初日ヴィクセスにまさかの遅れを取ったスコーピオンの聖也さんは、各支店の店長クラスを大阪店に呼び寄せ巻き返しを狙います。ところがコレでもらったな!と思ってた次の瞬間、店に変なババアの集団キタ━━(゚∀゚)━━━!!!と思ったら…リーダー格のババアは修さんの知りあいでさらに衝撃!!
「あ…あなた修(しゅう)じゃないの…?」
開口1番リーダー格のババアはそう漏らすのですが、えーと、「シュウ」ってのは源氏名で本名は「オサム」なんだけどなあ(コミックス1巻参照)。まったく、どうあってもそれで押し通すつもりなのか(爆)
でまあ、この二人が「感動の再会!!」となるはずもなく、再会早々にババアが修さんの頬を「パァン!!」と張り手一発。まさか自分の姪っ子が吐き気がするほど嫌気のするホストになっているのですから、ソレはもうブーブー凄いまくし立てっぷり。
なお、この一連の流れで、これまで原作では全く語られることの無かった、修さんの過去がちょっぴり明らかになります。
ババアと修さんのやり取りを聞いてる限りだと「家を出て10年経過している」「教育者の息子らしい」ということが判明。
まあ修さん本人も、その後遼介と一杯飲んでるときに「……訊きてぇか、俺の過去…?」とか言ってるので、近日中には判明しそうではありますが。
これに対して修さんは 「遼介に理由もなくワインかける行動が下品じゃなくて何だというんや!!」などとババアを激しく糾弾。遼介に対しては、相変わらずの凄まじいツンデレっぷりですなあ修さん(たぶん今はデレモード)。
結局グウの音も出なくなったババアたちは退散し、そんなこんなで2日目の営業が終了。やっぱりロミオの売上は、初日と同様、「ヴィクセス」「スコーピオン」に売り上げで大きく水を開けられてしまいます。普通ならここで挽回する為にいろいろ打開策を立てるところですけれども、遼介も修さんも「このまま通常通りのやり方でいくYO!!」と口にするばかり。
まあ、「どうせ普通にやってりゃ最終日にでも遼介のラッキーマンパワーが炸裂するからすべておk!」という考えなのかもしれませんね。これは。修さんもソレを分かってるから敢えて反対しない…ってことですね。わかります。
しかし仮に負けても東京に戻ればそれでいい遼介と修さんとは違い、部下のホストたちはこの勝負に負けたらそれでおしまい。
ロミオの下っ端ホストたちは、脅迫まがいはアレとしても、枕営業程度ならバンバンやっちまおうZE!!と一致団結してしまうのでした。
まったく、さっき修さんが「このロミオには(若い女性を食い物にする)そういう人間は一人もいない!!」とババアに宣言してたのに、言ってるそばからご覧の有様だよ!!でもこれこそが夜王クオリティ。