(20090626)今週の夜王 第第307話 「男と男…!」

 オーナーからロミオ2号店の店長を要請された遼介は、2号店の場所を大阪ミナミでやりたいと宣言。一緒に修さんも大阪に行く事となります。
 白馬&甲冑姿の聖也さん率いるスコーピオンも大阪進出を果たす中、ヴィクセスのNO.1 ホスト、柳直夜の過去が週刊誌でスッパ抜かれて店は閑古鳥状態で大ピンチ。ついにはヴィクセスのホストが大量に辞めてロミオに転がり込んできちゃいました。
 すると遼介は修さんに「俺、これから人をブン殴りに行きます!!」と、まさかの予告「ウオオオーッ!!」宣言!!こいつはwktkせざるを得ないぜ!!



…というわけで、直夜が道を歩いてたらこっそりストーキングしてたマスゴミども(こいつら隠れるの下手すぎて吹いた)をあしらっていると、遼介が現れ「ちょっとツラ貸せや」と、直夜を連行します。


で、二人がたどり着いた先は、廃車が山積みしてある、いかにも「特撮の撮影で使われますよ」的な場所。



「ホストをやめるなんて事はないでしょうね!」


 遼介、いきなりの先制口撃。でもって「なんで美憂さん(キンタマ女)に真実を告げないんだ(゚Д゚)ゴルァ!」と、糾弾。
でもって直夜は実はホスト辞める気満々だったわけですが、それを知った遼介は「ざけんなあっ!!」顔面グーパンチで不意打ち!!


この不意打ち(読者的な意味も含めて)から、二人の壮絶な、しかし躍動感の全く無いバトルシーンが展開されていきます。拳と拳で語り合うというベッタベタな流れですね。分かります。


それにしてもお前ら、無駄に流血しすぎだ。最初の「ざけんなぁっ!!」でいきなり血ぃ吐いてますし。なんというヴァイオレンス。


この格闘シーンは全体的に笑えてしょうがないのですが、個人的にツボにはまってヤバかったのはこのコマ。






殴られてるのに器用に喋り過ぎwwww


全く、どんだけ早口なんだ。全然パンチが痛く無さそうに見えてしまいます。でも思いっきり血は出てるしなあ。



 ところで今週の冒頭で、真壁が直夜に「ホストにこだわらず、別の場所で他の仕事したってええやないですか」などと隠居を勧めている描写があります。

 結局これがきっかけで、直夜も「アイツと中国辺りに行って商売でもやるか…」と、ホストを辞める踏ん切りもついちゃうのですが、まさかこれって…。


「直夜のスキャンダル騒動の黒幕は真壁」


というオチなんじゃね?って気がしてきましたよ。
要約すると、つまりはこういう根拠です。

(1) 真壁、マスコミに直夜が親殺しの過去があることをリーク。


↓ 


(2) スキャンダルのせいで店が閑古鳥状態になったところで、直夜に隠居を勧める


↓ 


(3)「よーしこれで邪魔者は去った、ヴィクセスは俺のモンやー!!」みたいな。


遼介にも真実を教えたのは、これがきっかけで今回のような血まみれバトルを起こして、遼介が警察のご厄介にでもなれば、ロミオも共倒れして一石二鳥で万々歳!!という計算があっての事ではないかと思われます。


そう考えれば真壁がキンタマ女のことを頼む」とのお願いを遼介が快諾したときに見せた、不自然な「ニヤリ!!」という笑みにも納得がいくワケですよ。



まあ、こんなことを考えちゃうのも、全ては「真壁のツラが悪人ヅラだから」なんですけどねー。