今回はDMC…じゃなくて、デズムのお話。デズムの更なる進化のために、おやっさんはある男を呼び寄せていました。
「雨にも負けず、風にも負けず
雪にも夏の暑さにも負けぬ丈夫な体を持ち
慾はなく決して怒らず
いつも静かに笑っている
そういうクソに私は食いたい」
などと、宮沢賢治にクソを塗りつけるような暴言を伴ってトイレから現れたのは、プロデューサーの土肥亜希人(どい あきと)。
注目すべきは無精ヒゲの中心で自己主張する「てりっ」と光るくちびる。最初は「どこの馬のクソともわからへん奴と…」とプロデュースして貰う事に否定的だった冨樫も、土肥さんのくちびるを見るなり…。
(コ…コイツ、食うてる!!
こ、この口は間違いない この土肥ゆう男…本物(ほんまもん)や!!)
そのくちびるの怪しいテカり方。確証は無いけれど、間違い無くヤツはウンコを食したコトがある…!!こいつには従わなければならないと、みんなの本能が告げてしまいます。なんと言う衝撃!!
そしてレコーディングへ。新曲「ギョウ虫」(なぜか変換できないのでカタカナで表記)を演奏しているデズムには“ニオイ”…彼らの音を匂いだたせる何かが足りないと気付いた土肥さん。
と、デズムが「死神の便意」をやりだした所で、ちょっと待ったコール!!
…よくよく考えて見ると、姿の見えないレコーディングスタジオで「死神の便意」をやる必要性はあんまり無い気がしますが、ちゃんとやぐらを組んで、ズボンを下ろしてケツを出すデズムのメンバー。なんてマジメなんだ(w
これはメンバーのうち二人がやぐらを組んで、便秘の冨樫が上、その下にゲリの毅が口を開けるという、まさに自虐的パフォーマンスなのですが、土肥さんは冨樫と毅の位置を逆にするように指示!!ちょwwwそんな事をしたら冨樫の口に本当にクソが…ああああ、なんというスカトロチック!!
しかしそれはあくまでもデズムの覚悟を見るためのブラフでした。そして覚悟を決めたデズムの「ギョウ虫」はおやっさんも「昔、ギョウ虫検査で引っかかった時の事を思いだすわ」と言うほどの会心の出来栄え…って、汚ねえよおやっさん!!
よーし、今日は祝いの鍋だぞーと大はしゃぎも、土肥さんがお鍋のスープに口を漬けちまったから、見事にみんな食欲消滅…。ああ、恐るべしくちびるのテカり。
しかし今回のお話って、ウンコを食べるどころか、ウンコすら出てくる描写が無いのに、なんだか異様に気色悪い…。これは演出が凄いと言わざるを得ません。
土肥さんだって本当にウンコ食ったかどうかという確証があるわけじゃないのに。「てりっ」とした唇だけで、本当にウンコ食ったように思わせてしまうのですから、恐ろしい…(((( ;゜Д゜)))ガクガクブルブル。
若杉公徳先生の巻末コメント
「映画で漫画知って今回みた人、どんな感想もつんだろう…。」