女ナシ、車ナシ、ショボい給料の会社さえ辞めることもできない空山舜34歳(晴矢顔)。浦島龍童じいさんからカウンタックLP400を250万円で譲り受け、「カウンタックLP400を手に入れる」という25年前の夢を叶えることができました。
ある日舜の元に、中古車販売店「フューチャーモーターズ」の女社長・真弓たんから電話がかかって、なんか普通じゃないAW11(舜の昔の愛車)が入荷したから見に来ない?と誘われます。そのAW11は極端にレーシング仕様に改造された、玄人好みの改造マシン。真弓たんはそのAW11を舜に売りつけようとしますが、お店の物影から、そのAW11に怪しい視線を送る金髪グラサン野郎の影が…!!
かつては真弓たんのお店で買ったAW11で、滉一の32GT−Rにも勝利した事もある舜。真弓たんのパパンがそんな舜を絶賛してた背景もあり「やっぱりあの改造AW11は空山さんに乗って欲しい!!」と、真弓たんは猛アピール。いつでも試乗できるようにと、キーをかけっぱなしにして置くのですが…コレがいけなかった。
舜が喉がかわいてから…といったん事務所に入っても、真弓たんの猛アピールは止まりません。でも今の舜はエアロスペシャルの改造費のローンも払い終えて無いし、それ以前にショボい給料の会社のサラリーマンだから、カウンタックの維持費で精一杯で、とても新車なんて買う余裕なんて無いぜだぜクソッタレー!!と、やんわり断りを入れていると…。
その隙を突いて、金髪グラサンがAW11に乗り込んで、走り去っちまいました。
せっかくの売り物盗まれて、真弓たん大ピーンチ!!あわてて舜のカウンタックで追いかけます。その車中…。
「真弓ちゃん…とりあえず警察に電話して!!」
「それが…ケータイは事務所に忘れて来ちゃったのよ!!」
「ヤバい…オレもさっきドライブモードをOFFした時に…
テーブルの上に置きっぱなしだ!!」
ちょwwwwお前らwwwww
まったくもって役立たず&おめでたい2人組ですが、言ってるそばからそのAW11とすれ違ったので、どうやらこのままバトルしそうな展開に…。
しかし真弓たんの危機管理能力の無さっぷりは異常。ドジっ子って言うレベルじゃねーぞ…と、よくよく思い返してみたら、死んだ真弓たんのパパンも、愛車のデロリアン盗まれてたじゃんか!!
まったく、本当に血は争えんなあ(′・ω・`)
巻末コメント
Q: うどん、蕎麦、ラーメン、パスタ。麺類で一番好きなものは?
A:ラーメンです。