(20231023) 彼岸島 48日後… 第381話「ペータ」

彼岸島は「週刊ヤングマガジン」で連載されていた、吸血鬼が住む島彼岸島を訪れた主人公宮本明たちの戦いを描いた、スタイリッシュ丸太アクションホラーギャグ漫画です。


現在は、第3部?に当たる「48日後…」シリーズがはじまりました。
雅(マサ)率いる彼岸島の吸血鬼達が持ち込んだ、吸血鬼ウイルスを媒介した蚊の猛威によって、崩壊した日本。
法も秩序も無い、吸血鬼達が跋扈する荒れ果てたこの地に現れた、片足を引きずり、顔に傷を持つ、左手1本で丸太をぐわしと掴む救世主…。
その名を、宮本明!!

【今回の要約】

「宮本篤」と名乗る雅の息子のひとりが居る、日本橋の大賭博場「竹馬街」へ到着した明さん一行。この街で宮本篤に会うためには、3つの派閥に分かれた中ボスがそれぞれ持つ、3つのカギを集める必要があるという。
船頭からそれを聞いた明さんは、吸血鬼が飼ってた「ペータ」と呼ばれる量産型邪鬼を瞬殺し、さっそくカギを持つボスの居場所を聞き出そうとするのであった。


さあ今週は、兄貴(の名を騙るアマルガム)が作ったとされる大賭博場「竹馬街」の内部に潜入…って、吸血鬼どもが一心不乱にパチンコを打ってる!!

吸血鬼が、ただのパチンカスに成り下がってるというのも、なんとも滑稽だェ…。


パチンコ打ってる吸血鬼が「なんだこの台、丸太ギミック発動しねェぞ!!」とか叫んでますが…これはCR彼岸島の事ですな。
当時プレイしたことのあるキモ傘読者なら、クスリとすること請け合いの、先生ェの心憎い気づかいだェ…。


さて、篤に会うためには、中ボスが持ってる3本のカギを手に入れる必要があるとか。

せっかく大賭博場が舞台なのですから、ここはみんなでギャンブルに興じて、ボスを打ち負かしてカギを奪う…という、カイジもビックリのギャンブルバトルでも繰り広げられるのかと思うじゃないですか。我々凡人は!!


それに対する明さんの答えは…。


量産型邪鬼を1コマでズバァ!!


胸倉つかんだハゲ吸血鬼の両腕もズバァ!!


明さん「お前たちのボスに会わせろ、鍵をいただく」


やったぜ!さすがは俺たちの明さんだ!!
明さんがギャンブルなんてそんなまどろっこしいことなんざするわけねェんだ!!
欲しいものは、殺してでも奪い取るのみ…!!


…まあ、いつもの展開とも言いますが。


というか明さんが脳筋すぎて、これじゃどっちが主人公なのかわかりゃしねェから、ちくしょう!!