(20231007) 彼岸島 48日後… 第380話「三途の川」

彼岸島は「週刊ヤングマガジン」で連載されていた、吸血鬼が住む島彼岸島を訪れた主人公宮本明たちの戦いを描いた、スタイリッシュ丸太アクションホラーギャグ漫画です。


現在は、第3部?に当たる「48日後…」シリーズがはじまりました。
雅(マサ)率いる彼岸島の吸血鬼達が持ち込んだ、吸血鬼ウイルスを媒介した蚊の猛威によって、崩壊した日本。
法も秩序も無い、吸血鬼達が跋扈する荒れ果てたこの地に現れた、片足を引きずり、顔に傷を持つ、左手1本で丸太をぐわしと掴む救世主…。
その名を、宮本明!!

【今回の要約】

「宮本篤」と名乗る雅の息子のひとりが居る、日本橋の大賭博場を目指す明さん一行。中に入ると船着き場があり、懐中電灯をかざすと、どこからともなく一隻の小舟が現れる。
船頭いわく、篤様がここに歌舞伎町のお金を持ち込んだことにより街が発展し、いつしか皆はこの街を、篤の名前からとって「竹馬街」と呼ぶようになった…!


今週一番ビックリしたのは……まさかの「クソみてェな通貨」再登場!!
どうやら兄貴(の名を騙るアマルガム)がこの賭博場に持ち込んで、街が発展したとかなんとか。


クソ兄貴め…賭博場にクソみてェな通貨持ち込みやがって…!!


しかしまあ、船に乗って賭博場に行くとか、架空の通貨が出て来るとか、この漫画彼岸島のはずなのに、どんどんカイジみたくなってませんかね…?


あと、子供から「父ちゃーん!」と叫ばれて手を振るシーンとか見てると、この船頭の吸血鬼、普通にいい人に見える(´・ω・`)
最近のモブ吸血鬼は、不自然にエロかったり下品だったりクソヤローみたいなヤツばっかりだったから、こういうまともなそうなヤツを見ると新鮮に感じる。


そしてついに姿を見せた賭博場。街の名前が「篤」から取って「竹馬」街!!


しかも竹馬を後ろから読むと「バクチ」になる…。なるほどよう考えちょる(´・ω・`)
周りのラーメンやらスロット・パチンコの看板も合わさって、すごく昭和チックな怪しい雰囲気がするのがいいイカしますなあ。


そういや初期彼岸島でも、吸血鬼化した兄貴が作った集落は、なんかみんなからえらい支持されまくってたし、兄貴は街づくりの才能が有るのかもしれねェ…。


マサの野郎に騙されて彼岸島の牢獄から出さなけりゃ、今頃兄貴は大物政治家になってたのかもしれねぇと思うと、つれェなあ…。