(20210802) 彼岸島 48日後… 第292話「ハンディ・ハンディ様」

彼岸島は「週刊ヤングマガジン」で連載されていた、吸血鬼が住む島彼岸島を訪れた主人公宮本明たちの戦いを描いた、スタイリッシュ丸太アクションホラーギャグ漫画です。


現在は、第3部?に当たる「48日後…」シリーズがはじまりました。
雅(マサ)率いる彼岸島の吸血鬼達が持ち込んだ、吸血鬼ウイルスを媒介した蚊の猛威によって、崩壊した日本。
法も秩序も無い、吸血鬼達が跋扈する荒れ果てたこの地に現れた、片足を引きずり、顔に傷を持つ、左手1本で丸太をぐわしと掴む救世主…。
その名を、宮本明!!



雅の息子の1人「蟲の王」を倒したものの、変異した勝っちゃんの左腕は元に戻らぬまま。元に戻すため、そして佐吉のかたき討ちのため、拷問野郎が逃げ込んだという、“血の楽園”へ到着した明さん一行。
無事に血の楽園に入れたネズミ・ユカポン・希・聡の4人は、吸血鬼たちに労働力として酷使されている人間たちの集まるテントに行き情報を集めようとしますが、そこに「ハンディ・ハンディ様」と呼ばれるバケモノが現れて…?






て…てめェは、蟲の王から知性を分け与えられた分身体である拷問野郎こと、カニパン野郎じゃねェか!
なんちゅう名前で呼ばれてるんだよとか、お前まだ佐吉のボディ使ってんのかよとか、つっこみてェ事は山ほどあるんですが「ドレニシヨウカナ…」などと鼻歌混じりで上機嫌に辺りを物色した挙句、そこらの寝てる人間をひとりだけバリボリ喰ったら帰っていきました。
なんか、あっさりだな。ユカポンやネズミにも気づいてなかったみたいですし。



ちなみに、リーダーの話によると、楽園の外にいる対空ミサイル迎撃邪鬼っぽいヤツを作ったのは、あのハンディ・ハンディ様らしく、今の楽園の平和が保てているのはハンディ・ハンディ様のおかげであり、だから豹丸様もヤツを重用してるっぽいです。
マジかよあんなんでも国防の役に立っちまうのか…。
でもいい加減ボディは新しいのに替えてくださいよハンディ・ハンディ様!



そういえば、29巻の表紙でハンディ・ハンディ様が跨ってるのって、よく見たら血の楽園の対空ミサイル迎撃化け物じゃねェか…。
まさか、この頃から伏線を張っていたとは、感じ入ったよキャンディ・アイス●ブ先生ェ(´・ω・`)



というわけで、なんか思わぬ形でハンディ・ハンディ様とエンカウントする収穫を得た4人ですが、ここに来た最大の目的である、希たちの兄貴について尋ねて写真を見せると…おお、なんか明らかに知ってるリアクション!

兄貴、ここでは英雄呼ばわりされてたみたいです。確かにガタイは良さそうだから英雄呼ばわりも納得な気がしますが…。でもこのまますんなりはいかないんでしょうなあ…。
そのうち兄貴がハンディ・ハンディ様のボディに使われたりとかも有りそう…((((;゚Д゚))))ガクガクブルブル