(20220927) 彼岸島 48日後… 第338話「証拠隠滅」

彼岸島は「週刊ヤングマガジン」で連載されていた、吸血鬼が住む島彼岸島を訪れた主人公宮本明たちの戦いを描いた、スタイリッシュ丸太アクションホラーギャグ漫画です。


現在は、第3部?に当たる「48日後…」シリーズがはじまりました。
雅(マサ)率いる彼岸島の吸血鬼達が持ち込んだ、吸血鬼ウイルスを媒介した蚊の猛威によって、崩壊した日本。
法も秩序も無い、吸血鬼達が跋扈する荒れ果てたこの地に現れた、片足を引きずり、顔に傷を持つ、左手1本で丸太をぐわしと掴む救世主…。
その名を、宮本明!!



残り2人となった雅の息子を探すため、再び旅に出た明さん一行。新宿歌舞伎町に吸血鬼最大の娯楽場があるとの情報を得ましたが、ちょっと目を離したすきに、その歌舞伎町にユカポンが遊女として売られちまった!!
歌舞伎町の唯一の入り口の桟橋は、5日後にならないと降りてこねェ!それでも親切にしてくれる小春たち遊女仲間のおかげでどうにかやっていけそうだと思ったら…客人として、ハンディ・ハンディ様の野郎が現れやがった…!!



ユカポンを守るため、歌舞伎町の大事な客人であるハンディ・ハンディ様を、壮絶な格闘の末にフルボッコにしてしまった小春。
え!?カニパンまさかこのまま普通に死んだ…?と思ってたら普通に生き返って第2ラウンドが始まっちまった。
最後は小春がカニパン斬首して、切断されたカニパンの頭部はどっかに逃げ去ってしまいました。
あとが怖いけどひとまず危機は去ったって所ですかね…。


そして証拠隠滅のため、カニパンが長い間?使っていた佐吉ボディを、歌舞伎町の堀に投げ捨てることに。
なんだか散々な扱いだなあ、佐吉。





お…お前は初期の彼岸島に出てきてたサンマ邪鬼じゃないか!!
でもこいつには歌舞伎町のお堀は狭すぎやしませんかね。そして雑に扱われる佐吉ボディ(´・ω・) カワイソス
でも佐吉ボディから解放されたという事は…カニパンが新しいボディを得て、パワーアップしてユカポン達の前に現れるって事だろうから…全く恐ろしい事やでぇ…。


個人的には、ここでユカポン達が佐吉ボディを堀に捨ててからサンマ邪鬼が食べた後、明さん達視点に切り替わる展開は美味ェ!と思いました。



結局、真夏と冬美は去っていきましたが、ユカポンは残り、明さん達が助けに来るまで、小春とともに生き延びる道を模索する…。


あれ…?今回の遊郭編、ネタ抜きで普通にクソ面白ェぞ…?
明さんが居ないからホラー要素も復活したし、ユカポンと小春の行く末も気になるし、なんだかんだで先が読めないし。


もうこのまま明さん出さねぇ方がいいんじゃねェのかなあ(´・ω・`)…などと無粋な事を言うのはやめんか!!



あと、小春が「バカ言うな仲間(ユカポン)の血なんか吸えるか!」と拒否してからの「あああ…血がうめェ」という即落ち2コマは、勝っちゃんの野菜即落ち2コマを彷彿とさせて笑ってしまったェ。


…え?そういえば小春は吸血鬼だけど、人間っぽく見せるために牙削ったとか言ってたような気がするけど、どうやってユカポンの血を吸ったんだですって?
やめんか!!きっと犬歯の先っちょだけ残しておいたんじゃ!!