(20210104) 彼岸島 48日後… 第268話「5ミリ」

彼岸島は「週刊ヤングマガジン」で連載されていた、吸血鬼が住む島彼岸島を訪れた主人公宮本明たちの戦いを描いた、スタイリッシュ丸太アクションホラーギャグ漫画です。


現在は、第3部?に当たる「48日後…」シリーズがはじまりました。
雅(マサ)率いる彼岸島の吸血鬼達が持ち込んだ、吸血鬼ウイルスを媒介した蚊の猛威によって、崩壊した日本。
法も秩序も無い、吸血鬼達が跋扈する荒れ果てたこの地に現れた、片足を引きずり、顔に傷を持つ、左手1本で丸太をぐわしと掴む救世主…。
その名を、宮本明!!



雅の息子の1人「蟲の王」を倒したものの、変異した勝っちゃんの左腕は元に戻らぬまま。元に戻すため、そして佐吉のかたき討ちのため、拷問野郎が逃げ込んだという“血の楽園”へ向かう…!!



人間たちの血を集めて「血の楽園」に入ろうとしてる吸血鬼たちを発見した明さんたち。するとここで「ずりィぜ明、俺にもやらせろや」とのたまって、鮫島様が大暴れします。表情も妙に嬉しそう。

ほんとコイツ、ザコ吸血鬼相手“には”活躍しますね…。
まあ、メインユニット以外にも経験値を割り振っとかないとレベル上がらないからな…などと、ついついシミュレーションRPGみたいな考えになっちまいますな。
そして例によって戦闘シーンはほぼカット。一般吸血鬼の扱いが完全にモヒカンザコだあ…。



さて、生き残らせたリーダー格の吸血鬼から、血の楽園の居場所を吐かせるため、拷問装置にかけることに。


弱者をいたぶってた悪党が、弱者によって同じ目に遭う…というのは「北斗の拳」とかでよく見るアレですね。
でもこんな怒りに満ちた表情で、「五ミリの板状の肉片と化すがいい…」なんてフレーズが飛び出すあたりが、実に彼岸島らしいェ!





コイツ妙に具体的じゃねェか、ちくしょう!!



こうして、リーダー格の吸血鬼は、人間どもが勝手に五ミリの板状の肉片にしちゃったので情報は得られませんでしたが、生き残ってた人間の小汚ねぇおっさんが血の楽園の事を知ってたみたいなので、解放して吸血鬼どもの食料を与えたらあっさり教えてくれました。
おっさんいわく、血の楽園がある場所は…お台場!?


どうやら、お台場一帯が要塞と化しているそうですが、これ…東京ビッグサイトにクソみてェな旗が建っているという超展開が普通にありそうっすね(((((( ;゚Д゚))))))
そういえば以前、コミケのコスプレで雅様のクソみてェな旗のシーンを再現してた方がいらっしゃいましたが、
流石はラ・コルーニャ海岸アトランティックオーシャン水切りショット先生ェだぜ!
コミケのコスプレネタを原作に逆輸入する(かもしれねェ)なんて誰も思いつかねェよ!