【今回の要約】
マドリッドオリンピック・サッカー男子はいよいよ決勝トーナメントに突入。日本の準々決勝の相手は、Jrユース決勝の相手だったドイツ。
6-4で延長戦後半に突入し、お互いの夢の潰しあいの様相を呈した両チーム。
ボールを持った翼は目の前に立ちふさがるカルツをかわしてチャンスを作ろうとするも、直角ディフェンス→チョコマカディフェンスからのサブマリンディフェンスの3段構えで、逆に翼からボールを奪取する。
ボールを奪ったドイツは、シュナイダーが自陣ペナルティエリア内まで下がり、逆に長身のタイガーボランとマイヤーがオーバーラップ。高さを生かして日本ゴールに攻め込む奇策に出る。
タイガーボランと日向が競り合ったこぼれ球を、カルツがシュート。これをタイガーボランが雷獣シュートで撃ち返し、さらに走りこんだシュナイダーがファイヤーショットで撃ち返す。
森崎も「身体の何処かに当たってくれぇ」で必死に防ごうとするも、その森崎をも弾き飛ばして5-6。ドイツは再び1点差に迫る。
森崎はシュナイダーの反動蹴速迅ファイヤーで肩を負傷するも、応急処置で試合続行。
日本はドイツの奇策に対してお返しと言わんばかりに奇策を刊行。自陣でとりかごを展開すると見せかけて、前がかりになったドイツのスキをついて、三杉が日向と新田へロングフィードを決める。
果たして最後に勝利をつかむのはどっちだ…?
もりさきくん、ふっとばされたー!!
今大会はオランダのドールマンも「身体の何処かに当たってくれぇ」をやってましたが、やはり本家本元の森崎の口からこの言葉が出てくると、グッとくるものがあります。
とはいえ、きっちりゴールを決めてくるのはさすがシュナイダーというべきか、やっぱり森崎というべきなのか。
でも、中学時代の森崎はシュナイダーのシュートに“ついていくのがやっとだった”ほどのレベル差があったことを考えると、触れるだけ進歩した、とも言えるかもしれません。
そもそも、あんな雷獣シュートを打ち返したファイヤーショットなんて、森崎相手にはあまりにもオーバーキル過ぎるんだよなぁ…。あんなもん止められる方がおかしい(キリッ)
あと、今回は翼がいつもあんまり言わなそうなことを口にしてるのが印象的でしたね。「夢のつぶしあい」と“つぶす”を強調するようなことを言ったり、「最後のもうひと踏ん張りいけるよな三杉淳」と、三杉をフルネーム呼びしたり。
三杉のナイスプレイ後には「さすが華麗なるナイスプレイだ三杉くん」と、いつものくんづけに戻ってるあたりが、また、なんか、いいですよね。うん。距離感というか。
というか三杉、このラストプレイが終わったら、ぶっ倒れるんじゃないだろうな…?幽体離脱やらかしてるし、普通にありえそうで怖い。