(20190206)キャプテン翼 ライジングサン 第87話 激しさがゆえに…

【今週の要約】


マドリッドオリンピック・サッカー男子はいよいよ決勝トーナメントに突入。日本の準々決勝の相手は、Jrユース決勝の相手だったドイツ。
2点差をつけられ正面から真っ向勝負を仕掛けるドイツ。タイガーボランの雷獣シュートに反応したシェスターがゴール前でシュートの弾道を変更。若林はこれをかろうじて指先で触れて防ぐものの、こぼれ球をシュナイダーと追いかけっこ。かろうじて若林がこぼれ球に先に追いつき、ピンチを防ぐものの、勢い余ってシュナイダーのスパイクが、若林の背中に接触リアソールの悲劇が…!


上記の要約では触れていませんが、今回の前半は、合宿中のタイガーボランとカルツの過去話が中心。
「ゲンさんによると、日向は鉛の入った重いボールで鍛え上げ、雷獣シュートを身に着けたらしい」という情報をカルツから聞かされ、これを真に受けちゃったタイガーボランは、特注のブラックボールを作らせて、トレーニンとかしだしてます。お前それを信じちゃうのか(困惑)


なるほど、これで雷獣シュートを身に着けて…って、そのブラックボールの特訓とかのせいで、日向は左右のバランスが極端に悪くなっちまったんですが、大丈夫なんですかねえ…?
予想外の方向に飛び火する吉良イズム。やっぱ怖いスね。伝聞は。



そして今週一番のポイントは…若林の負傷!
まあ、ぶっちゃけこの試合は若林が鉄壁過ぎて、つまらなさの原因の一つにもなってたしなあ…。
ここで負傷させ、格を落とすことなく一時退いてもらって、決勝戦で若林起用…ってパターンですかね。

こうなると若島津の出番だ!と普通ならなるのですが、その若島津はFWで先発し、タイガーボランに脚を削られて負傷 、新田と交代してピッチを去ってるから、もうこの試合では若島津は使えない…。
というか、肝心な場面で、若島津の二刀流設定が完全に裏目に出てるじゃねえかよ、えーっ!? これは吉良監督無能采配ですわ。


となると…まさかの森崎出場!?


ここで若林が「ミューラーは左手ケガしてるのにもかかわらず出場してるのに、俺はこんな所でピッチを去るわけにはいかねぇんだよぉ!」などと無理を言って、最後までGKを続けたり、そもそも森崎がベンチに入ってないから、急造GKでしのぐ(その場合はたぶん練習でGKをやってた経験のある井川がやりそう)という可能性もありますが…。


もっとも、井川がどのポジションでもこなせるオールランドプレイヤーであることなんて、多くの読者が忘れちゃってそうですが。
試合じゃずっとセンターバックで使ってましたからね…。



というわけで、若林続投・森崎に交代・それ以外の選手(たぶん井川)をGKに…などなどいろいろなパターンが考えられるのですが、個人的には、やはりここは森崎投入で行ってほしいところ。
森崎なら点を取られても防いでも、どっちに転んでも絵になる美味しいキャラですし、読んでる読者も、まったく先が読めないからハラハラ感が味わえますからね!


残り時間約20分。2点差を追いかける本気ドイツの前に立ちはだかる森崎とか、想像しただけで、オラ、ワクワクしてきたぞ!
この展開を狙ってやってるとしたら、YOO1先生は本気で凄ェ!と思います。



ただ、森崎のヤツは、いつぞやのJRAとのコラボ漫画で、若林の負傷交代で入ったとたん4失点逆転負け!という大失態をやらかしてるんだよなぁ…。
大丈夫っすかね?