「彼岸島」は「週刊ヤングマガジン」で連載されていた、吸血鬼が住む島「彼岸島」を訪れた主人公宮本明たちの戦いを描いた、スタイリッシュ丸太アクションホラーギャグ漫画です。
現在は、第3部?に当たる「48日後…」シリーズがはじまりました。
雅(マサ)率いる彼岸島の吸血鬼達が持ち込んだ、吸血鬼ウイルスを媒介した蚊の猛威によって、崩壊した日本。
法も秩序も無い、吸血鬼達が跋扈する荒れ果てたこの地に現れた、片足を引きずり、顔に傷を持つ、左手1本で丸太をぐわしと掴む救世主…。
その名を、宮本明!!
雅の息子の1人「蟲の男」がいるという国会議事堂へ向かう明さん一行。そこで自衛隊員に襲われたことがきっかけで、彼らのボス・連隊長に会うことに。彼からの目的は、国会議事堂を吸血鬼から奪還して、新たな日本国を作り上げることだった…。さあ明さんの返答は…?
ちなみに、同じくヤンマガで連載されている、最近の「アルキメデスの大戦」でも、主人公の櫂直少将が、アメリカのルーズベルト大統領に「ここで君を殺す」と迫られるという、まさに似たような展開を迎えているのですが、櫂少将が理詰めで反論してるのに対し、明さんは相手を挑発して飛びかかり、連隊長ののど元に義手ソードを突きつけるという、あまりにもバイオレンスな解決策で笑えます。明さん直球過ぎィ!!
こうして、なんだかんだ有りながらも、一時的に自衛隊と共闘する事になった明さん一行。まずはさっそく敵状視察とみんなで外に出ると、ここで自衛隊員がおもむろにドローンを飛ばします。
というか唐突にドローン出してきたな…。彼岸島の時代設定がいつなのかもうすっかり忘れちまいましたが(たしか「最後の47日間」で亮ちゅけが死亡した時が平成15年でしたっけ…?)、この頃って、まだドローンってそんなに普及して無いっスよね…?
まあ、ドローンはもともと軍事利用目的で開発されたモンですし、自衛隊はすでに持っていたと好意的に解釈しておきますか(′・ω・`)
すると突然…!!
噛みつき爆弾型吸血鬼? オイオイなんかすんげえのが出て来たぞ。なんだコイツ危ねェぞ!!
すごく既視感がありますが…どっかで見た事あるなあと思ったら…アレだ。真・女神転生ストレンジジャーニーの魔王アバドンだ(′・ω・`)
というかアイツも吸血鬼なのか…。という事は普段はずっと地面に潜ってて、ようやく出番がやってきたと思ったら地表に飛び出して、そしてあっという間に自爆するのか…。なんてむなしくはかない人生なんだ…。
コイツに人権とか全く感じられねェから、ちくしょう!
どうやら国会議事堂の中には、コイツのような突然変異したやべェ吸血鬼がウヨウヨいるらしい…との事。
これ、仮に国会議事堂を奪還できたとして、その後マトモに使えるのか怪しく無いですかねえ…?
まあ、絶対先生ェはそこまで考えてねェと思うけどな!ガハハハハ!!