(20200111) 彼岸島 48日後… 第229話「異形の者」

彼岸島は「週刊ヤングマガジン」で連載されていた、吸血鬼が住む島彼岸島を訪れた主人公宮本明たちの戦いを描いた、スタイリッシュ丸太アクションホラーギャグ漫画です。


現在は、第3部?に当たる「48日後…」シリーズがはじまりました。
雅(マサ)率いる彼岸島の吸血鬼達が持ち込んだ、吸血鬼ウイルスを媒介した蚊の猛威によって、崩壊した日本。
法も秩序も無い、吸血鬼達が跋扈する荒れ果てたこの地に現れた、片足を引きずり、顔に傷を持つ、左手1本で丸太をぐわしと掴む救世主…。
その名を、宮本明!!



雅の息子の1人「蟲の男」がいるという国会議事堂へ向かう明さん一行。そこで遭遇した自衛隊と共闘する事になるのですが、国会議事堂には突然変異した吸血鬼がウヨウヨいることが判明して…?



今週は、連隊長の口から蟲の王についての情報が明かされる貴重な回ですね。
3ヶ月前、戦車3台と自衛隊員200人で国会議事堂を奪還すべく攻め込んだそうですが、噛みつき爆弾型吸血鬼が戦車に特攻して破壊しちまうし、羽の生えた変な虫が飛んできて、体内に入られた自衛隊員が化け物になっちまうし、なんかもうコイツら色々とやべェ!


連隊長もこの虫みたいなヤツに右目を潰され、寄生されそうになりますが、なんとか自力で撃破。
凄ェ!!伊達に自衛隊の連隊長を名乗っちゃいませんな。感じ入ったよ!
というか、こんなでかいムカデみてェ虫が右目から体内に入ろうとしてたら、右目を潰された「痛み」や、化け物に侵入されかけた「恐怖」を先に訴えるのが自然だと思うんですが、そこで「なんなんだこの虫みたいなものは、ふざけやがって!!」「怒り」が最初に出てきてるあたりが、実に彼岸島チックだから、ちくしょう!!





とはいえ、なんか入り込んだ時の影響なのか、顔の右側がバケモノみたいに変化し、両手両足が腐り落ちてしまいますが、それでも這いずり必死に逃げようとする連隊長は普通にすごいっすね。いやあよく生き延びたなあこいつ。


そして、瓦礫に身を潜めた連隊長は、ついに蟲の王の姿を目撃する…!!







というかこれが蟲の王だとしたら…図体は怪獣みてェにバカでけェし、コイツどう見てもアマルガムじゃねェだろ!邪鬼だろ!!
オマーン国際空港先生の野郎、姑獲鳥戦を長くやりすぎて、“「雅の息子」が、殺し合いをさせた中で生き残った5人の強いアマルガム”という設定字体を忘れちまってるんじゃねェだろうな!?ガハハハハ!!