(20181017)キャプテン翼 ライジングサン 第80話 若林の矜持

【今週の要約】


マドリッドオリンピック・サッカー男子はいよいよ決勝トーナメントに突入。日本の準々決勝の相手は、Jrユース決勝の相手だったドイツ。
後半10分、特訓の末に編み出した翼と岬の新必殺技“ハイスピードトルネードスカイアルファ”が炸裂し、日本が待望の先制点。対するドイツは爪楊枝をはき捨てた本気モードのカルツがトップ下で躍動。今週も翼と岬のディフェンスをハリネズミドリブルでかいくぐりシュナイダーにスルーパスを送るも、若林に防がれ得点ならず。
後半20分が経過しドイツの猛攻が続く中、前線の日向と若島津が追加点のチャンスをうかがっていた…。


いやあ今回はYOO1先生、とんでもない燃料を投下してきましたねえ…。
"キャプテン翼が大好きな女性ファン"(特に若林ファン)の方には、今週のmkmと若林の回想シーン(小学校卒業後西ドイツに渡った若林とmkmの回想シーン)は、たまらないものがあるのではないでしょうか。

そうでなくても、今放送してるアニメも小学生編終了直後で、この2人が西ドイツに旅立ったばかりだから、今週の回想シーンで、ドイツに渡った2人の様子を描いた回想シーンが入るのは、まさに絶妙なタイミングですね。これは大きい。


mkmと若林が通訳の先生を交えて、一緒にドイツ語を勉強してるシーン。
2人で買い物をしてて親子に間違えられるシーン。
そして、親子に間違えられながらも(子供のいない自分にとっては、源三は私の大事な息子そのものだ)と想うシーンは、グッと来るモノがあります。



極めつけは、一旦西ドイツを離れたmkmが、2年後に再びドイツに渡り、若林と再会したシーン。
ここでの、若林のmkmに対するリアクションが実に子供っぽいのです!
「なに見上さん泣いてるの?」とか「え~~~っ、でもなんか光るものが…」とか言っちゃってるんですよ!
ああ、これはヤバいっすね。女性ファンじゃなくっても、このシーンはヤバいってわかります。


そもそも、若林源三というキャラは、小学生の頃から(初登場時から)言動が大人っぽい所がある上に、ジュニアユース編では憎まれ役を演じるため、そりゃもう皆をボロクソに罵倒しちゃう訳ですよ。
そんな男が、mkmの前で子供っぽい所を見せる…。


こりゃ、典型的なギャップ萌えってやつですね!


今週の回想シーンの若林は、女性キャラで例えるなら
「普段は偉そうな事言ってツンツンしてるけど、大好きなパパの前だけではデレて、無邪気に甘えてくるお嬢様」
ってところでしょうか。


そりゃ、キュンキュンするに決まってるんだよなぁ…。
YOO1先生、なかなかとんでもない要素をぶち込んできやがるぜ…。
これが無印時代のキャプ翼にぶっこんで来てたら、その号のジャンプは、さぞかしお祭り騒ぎになっていた事は、容易に想像できてしまいますね。



…さて、回想シーン以外、試合のほうに目を移すと、今週はカルツがやたら頑張ってますねえ。
翼と岬相手にドリブル突破してスルーパス。しかもアバラにヒビが入ってる状態でこれだから恐れ入る。
ぶっちゃけ、万全のシェスターより、アバラにヒビ入ってるカルツの方が司令塔としてよっぽど仕事してるんじゃねえっすかね…。


まあ、せっかくのチャンスも。例によってシュナイダーにボールが渡る前に若林が防いじゃうんですが
この試合、ドイツの攻撃はほとんど最後はシュナイダーに集めているんだから、DF陣はお前らちゃんとパスカットしろよなーとは思いますが(汗)